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野球の国 (光文社文庫)

野球の国 (光文社文庫)

野球の国 (光文社文庫)

作家
奥田英朗
出版社
光文社
発売日
2005-03-10
ISBN
9784334738419
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野球の国 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

奥田さんのエッセイ6冊目。地方球場を巡る一人旅。自由気ままな旅先での出会いに一喜一憂している姿にニマニマ。自然や景色にワオと感嘆したり、各地の名産をマイウーと堪能しながらも、野球本来の魅力について気付かせてくれます。球場、選手、観客が一丸となって盛り上がる試合って楽しい。ファンならずとも球場へ足を運びたくなります。読書や映画の好み、執筆スタイルや苦悩も垣間見えるのはエッセイならでは。「この作家の文章が好き」と言われることが最高の褒め言葉だそう。わたし、奥田さんの文章が好きです。奥田さんが大好きです!

2016/06/02

りゅう☆

奥田節満載でやっぱり笑えました。毒舌、一人ノリツッコミも健在。今回は予習なしの一人旅。さすが売れっ子作家だけあって贅沢なとこもあったけど、そこは奥田さん。わざと嫌味のように書いてても笑って納得。野球に関してはかなり古い情報だが、どの旅行でも共通な話題は奥田さんが体験した映画、マッサージ等だけでなく「ここに住みたい」と思う気持ち。ただ東北だけは寒さが厳しいので「家族がいるかも?」と付け加えてるとこがまた面白いんだけどね。そして二晩連続野球場でのブリブリブリーって…。私、大人だけど子供のようにウケてしまった。

2015/01/20

5 よういち

作家・奥田英朗がプロ野球観戦のために、地方球場を旅する紀行。まあ、かなり言いたい放題、やりたい放題なので、正直笑える。なんとなく自分とも似ているところがあるんだよなぁ。適当で、行き当たりばったりで、周波数が合うというえばいいんでしょうかね。潤沢な資金を使うってところは似ても似つかないけど(笑) ここに出てくるスポーツはベースボールではなく、野球だって雰囲気がいいんだよね。私もこんな気ままな旅がしてみたいな。球場でビール飲んで、うまいもの食べてね。 おかげで定年退職後の楽しみができたよ。

2018/03/03

やっち@カープ女子

いつもは編集者ご同行だけど今回はおひとりさまのユルーい旅。何処に行っても必須は野球場、映画館、マッサージ、美味しいもの。ワオ‼︎ 私の愛した広島市民球場にも来てくれてたのね♪ユルーくクスっと笑える文章が読んでて心地良かった。

2015/06/14

再び読書

野球に関する記述に関しては少なくて残念に思う。それぞれの場所に赴き野球を観戦すると称して、その土地を楽しむと言う出張が多い営業マンの楽しみ方を彷彿させる。しかし、営業マンはこれほど時間は有りませんが。マッサージ好きが少し普通の人と違うのと眠りに関する話が特徴的。又わざわざ台湾でも見るくらい映画好きなのが、印象深い。小説は書きながら主人公が動き出すと言うパターンの作家だとわかりました。赤川次郎や、村上春樹もエッセイでは同じようなことを書いていました。面白く読めました。

2013/03/28

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