神様からひと言 (光文社文庫)
神様からひと言 (光文社文庫) / 感想・レビュー
馨
痛快サラリーマンの仕事小説。サクサク読めました。現実にはこんなにうまい話にはならないとわかっているし主人公のようなキャラが会社にいたらアホやなぁと思うはずです。が、サラリーマンしている人なら誰もが上層部に対して似た感情を持つこともあるだろうし、無能な上司もいるだろうからあんなふうに大暴れしたらスカッとするだろうなと思いました。社員をおでんの具に例えるのは上手い。私はおでんなら何だろうかと考えてしまいました。あと、今後カップ麺買うのをちょっと躊躇ってしまいそうです。
2018/01/17
ちょこまーぶる
タイトルだけを見て購入して、神々しい内容なのかと思い読み進めたら、会社のクレーム処理係の話しでした。でも、読んでいくうちに、神様からのひと言の意味がしっかりと伝わってきて、頷きながら読んでいました。自分に素直な生き方って難しいと思うけど、自分を信じることしか考えなくても良い時もあるんだよなって改めて感じさせてもらいました。それにしても、げんこつ亭の頑固オーナーが主人公が勤めている会社の失踪している会長だろうと思って読んでいたのは、私だけだったでしょうかね?甘かった!!
2013/03/09
ehirano1
良い意味でこんなにスカッとする物語を読んだことがありませんでした。萩原先生、またよろしくぅ!(あっ、ビンタは嫌ですよ・・・)
2020/03/07
そる
タイトルと裏表紙のコメントからは想像つかない作風で、めっちゃコメディで人情でザッツ・エンターテインメント。こんなおもしろいと思わなかった!映画「謝罪の王様」みたいで篠崎が阿部サダヲしか想像できなくなった(笑)。お仕事小説で、上司はクズばかり。でも鮮やかに成敗されて、スカッとします!「「カタイなぁ、若いのに。カタくていいのはチンポと鉄筋コンクリートだけだよ」」「「ごめんなさいですむなら、いくらでも頭を下げるけどさ、謝ったって何にも解決しないんだよね。(中略)一人の女と長く暮らすってのは、大変なんだよ」」
2018/11/03
遥かなる想い
偶然本屋で目に止め、購入した。物語は、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった男の奮闘記。もめごと解決で手腕を発揮する嫌われ者の描写が面白い。
2010/07/25
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