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首断ち六地蔵: 本格推理小説 (光文社文庫 か 39-1)

首断ち六地蔵: 本格推理小説 (光文社文庫 か 39-1)

首断ち六地蔵: 本格推理小説 (光文社文庫 か 39-1)

作家
霞流一
出版社
光文社
発売日
2005-08-01
ISBN
9784334739232
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首断ち六地蔵: 本格推理小説 (光文社文庫 か 39-1) / 感想・レビュー

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とろこ

これは…。なんと表現すればよいのだろう。バカミス的本格推理小説なのか、本格推理小説的バカミスなのか。ギャグのセンスも独特というか何というか…。読んでいる途中で、「もうお腹いっぱい」状態になってしまったけれど、どうにかラストまで読んだ。この小説は、読み手を選ぶタイプだと思うので、敢えてお勧めはしない。個人的には、嫌いではないけれど好きではない。好きではないけれど嫌いでもない、という、曖昧な感覚です。

2021/08/29

koma-inu

六地蔵の首が現れるところ殺人が起こる、6+1連作短編作。これはすごい!6事件で30の謎解きがある、多重解決とどんでん返しの嵐。ワトスン役の魚間がトンチンカンな解決を打ち出し、「世界一痛い密室」など失笑のフレーズが出ます。終始バカミスのごとく話が進みますが、最終7話は、予想を超えた怒涛の展開。トリック自体は古典的ですが、全編に入れ込まれた伏線で成立させているのが、お見事です。「身代わり」というテーマも読後感を良くしており、本格推理物の要素がこれでもか!と詰め込まれた、秀作です。

2022/02/10

おうつき

消失した6つの地蔵の首に纏わる事件を扱った連作短編。個々の短編は良い意味でツッコミ所の多いバカミスで楽しめただけに、最終章はいらないなと感じてしまった。どんでん返しがあまりにもベタすぎて、それぞれが完全に独立した短編として終わってくれた方がまだ良かった。

2021/07/18

あああ

あああ!風峰好きだったのに~!!すごい作品ですよ、最後にどんでん返し!最後の一話で世界が変わる!――それだけに、風峰が、風峰がぁ……。彼はちょっと残念ですけど、大抵好きなキャラが犯人だった時の虚しさがあんまりないので、そういう点では、明るい作品だな~と思います。ある意味、こういう結末でよかったかも。霞流一すごい。もっと他の作品も読みたいなぁ。

2017/12/05

ドットジェピー

面白かったです

2021/07/29

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