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死人を恋う (光文社文庫)

死人を恋う (光文社文庫)

死人を恋う (光文社文庫)

作家
大石圭
出版社
光文社
発売日
2005-09-08
ISBN
9784334739362
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死人を恋う (光文社文庫) / 感想・レビュー

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mr.lupin

10年間引き込もっていた主人公が自殺をしようと山林に死に場所を求めてやって来たが、そこに一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女六人。そこから始まる主人公の異常な欲望。皆さんのレビューにあるように、「死人を恋う」まさにその通りの内容だった。しかし今回は全くもちろん共感も感情移入もなく、またストーリーも粗削りで、さらに突っ込みどころ満載だった気がする。それでも読みやすくて一気に読了させるのは大石さんの筆力なのかな。☆☆☆★★

2020/05/29

らすかる

予約本が全くこないので図書館物色して借りてきた本。タイトルに惹かれたのだけれど、うん、そのまんまでした!! 死ぬつもりだったのに禁忌をおかす度に生きる活力がわく主人公。死んだ女性しかそそらない!! 主人公には微塵も共感しないけど、被害女性には共感できてしまった。仕事と家事と育児しかない生活。きっとずっとこのままで育児が済んだら疲れきったおばさんの自分がいて。そんなふうに考えて将来が味気なく前に進む気がなくなる気持ち、ありますよ。怖いですよ。んで死後まであんなんされたら浮かばれない!ネクロフィリア祭り!

2019/10/22

佐伯

とても読み応えがあったな、そう思いました。 ちょっと似たような設定のところもあったけど、満足です! やっぱりさすがだな〜大石先生は。 最後の結末もとてもよかったです。

2015/04/21

Satomi

死体を思うからなのかなぁ。切なく儚げな、なんとも言えない気持ち。エロス部分もそんなに嫌ではなくストーリーの一部分として読めた。 高校を中退し、そこから10年引きこもった彼が初めて愛したのは死体だった。って話。

2017/01/04

おやぶん

タイトルからホラーかと思って読んでみると 違う世界が広がっていました。 10年の間引きこもっていた主人公がある出来事をきっかけに 死体に出会い恋に落ちてしまう。 死体ゆえの期限のある思いが次から次へとつながっていくことになる。 ある意味ホラーだけどそれほど不快になることなく読み終わりました。 一般的な映画になる事はないけどDMMなどで映画化されそうな内容かと思いました。

2017/10/12

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