猫は聖夜に推理する (光文社文庫)
猫は聖夜に推理する (光文社文庫) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
人が死なない、安心できる推理小説に出会えた。話によっては、人が亡くなる話もある。すべてでないところがいい。猫が主人公のものと、猫が出てくるだけのものがある。比率は猫が主人公が2で、それ以外が1がいいかも。犬とも仲がいいので、犬好きの人にも愛されるかも。著者の生き物好きが伝わって来る。ジャーロ,小説宝石などに掲載したものと書き下ろしを加えて体裁を整えている。解説、イラストレータの前田マリ。
2013/06/30
さっこ
猫探偵正太郎シリーズ第5弾。短編集だけれどミステリだけじゃなく、SFチックなものや、ホワッと暖かいもの、そしてセンチメンタルを感じさせるものバラエティに富んでいて楽しかった。正太郎の近所の友猫、友犬と一緒に力を合わせて子供を助けたり、サスケも登場して可愛らしい一冊。
2021/02/11
えりこんぐ
同居人のひとみさんに対して、やれやれ世話の焼けるやつだ...的に見ている正太郎がなんとも笑える。見事な推理と行動力で事件を解決する正太郎&お友達アニマルだけど、情報収集はひとみさんの井戸端会議だから許してあげて♡ このシリーズは時々読みたくなるな〜♪
2016/05/23
harupon
猫探偵正太郎、ほんと 面白いわぁ。同居人(飼い主ともいう)の桜川ひとみのキャラがなんともいえない可愛いげがある。短編6話。「猫と桃」正太郎、よくやった。カッコ良かった。サクサクと楽しく読了♪
2021/05/30
coco夏ko10角
6つの作品収録の短編集。『正太郎と井戸端会議の冒険』での正太郎とひとみが通じ合ったかのような瞬間にちょっと感動。正太郎はもちろん、チェルシーちゃんがとても可愛かった。番外編『正太郎と冷たい方程式』はなんと22世紀…どうなっているかなぁ。『賢者の贈り物』はたった10Pだけど、もしかしたらシリーズで一番印象に残るお話かも。
2015/07/11
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