アート偏愛 (光文社文庫)
アート偏愛 (光文社文庫) / 感想・レビュー
那由多
飛鳥部勝則、大槻ケンヂ、吉川良太郎、平山夢明、竹河聖が特に良かった。細井克郎の細密な装画もとても好き。
2019/05/23
OKKO (o▽n)v 終活中
図書館 ◆広く「アート」をテーマとした異形短編シリーズの一冊。飛鳥部勝則目当てだったがオチが全く好みでなく、見たくないものを見てしまった感いっぱい、失敗だった ◆お気に入りは以下のとおり。折原一『黙の家』、平山夢明『オペラントの肖像』、牧野修『死者の日』。いずれもお好みポイントは「異世界的」「此処ではない何処か」ってとこかしら ◆各編の扉に使用された細井克朗氏のイラストは公募によるものだとか。これまた異世界的でお好み。
2015/11/27
しずかな午後
飛鳥勝則「デッサンが狂っている」のみ読了。飛鳥部勝則による美術史ミステリ、ミステリと言うよりはホラーか。描かれた女性の背中が現実よりも長いという絵画『グランド・オダリスク』、野菜や海産物が組み合わさった人の顔を描いたアンチボルド。写実的でありながら、現実とは異なる世界を描いた画家たち。そうした絵画の蘊蓄を挟みなながら描かれる、狂気的な世界観。傑作。
2023/03/17
atomos
間瀬純子「新しい街」を読んだ。黒川加那名義の作品も読みたいな。
2014/02/04
ひょろ
吉川良太郎氏の「ドリアン・グレイの画仙女」。この方の描く影のある西欧は引かれるものがある。 佐々木ゆう氏の「命々鳥」。トリックの妙技に尽きる。
2019/12/29
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