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シクラメンと、見えない密室 (光文社文庫)

シクラメンと、見えない密室 (光文社文庫)

シクラメンと、見えない密室 (光文社文庫)

作家
柄刀一
出版社
光文社
発売日
2006-11-09
ISBN
9784334741501
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シクラメンと、見えない密室 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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geshi

『傷と~』驚きのために後出しジャンケンみたいに情報出されちゃなぁ。『遠隔殺人~』オカルトの現実への落とし込みとトリックの調和がうまい。『シクラメン~』不可解状況をもっと前にハッキリ出さないとミステリにならない。『クリスマス~』足跡の密室のトリックがやや無理筋。『オークの~』二律背反する感情が生む”視線”のうまさとストーリー展開の妙。『おとぎり草~』幻想的にしすぎてトリックとのバランス悪い。『夾竹桃~』全部の事件と響く所のある話を作れるってだけで単純に凄いと思う。

2019/04/19

ソラ

内容(「BOOK」データベースより) 扉を開けるとオジギソウが挨拶をしてくれる、花いっぱいの喫茶店。美しくミステリアスな店主とその娘が、悩める客の持ち込む不可解な謎を、鮮やかに解き明かしてゆく。遠隔殺人、見えない密室、同時に4つの場所に出現した男…不可能を可能にする驚愕のトリックとは?さらに最終章では、とんでもない大仕掛けが明らかに―。

2009/07/15

ふみえ

草花がテーマでチョイス。どの話もTVに使えそうなミステリー。結末も左程驚きはなかった。トリックもムリ感はあるが夢中になって読んだ。

2021/01/27

y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)

読みやすかった。今、猛烈に『密室キングダム』が読みたい。

2019/10/23

寿々喜節句

柄刀一、初読み。花をテーマにしたミステリー。魔女のような親子の喫茶店「美奈子」に舞い込む事件。ベストは表題作の『シクラメンと、見えない密室』。次点は『遠隔殺人とハシバミの葉』。この2つはその花にまつわるエピソードが事件にしっかり絡んでいる。……が、しかし!柄刀一がやりたかったのは恐らく最終章の『夾竹桃の遺言』だろう。強引な力技ではあるが、すばらしい収束。

2015/09/16

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