宙の詩を君と謳おう (光文社文庫 し 28-9)
宙の詩を君と謳おう (光文社文庫 し 28-9) / 感想・レビュー
たくのみ
「失敗してもやらないよりましなのよ!わかってピノ!」娘を思って、ぬくぬくとしたオータムを飛び出し、流刑の町・ムーンベース103で冒険が始まる。柴田よしきさんのスペースオペラは、日常系ミステリーとお料理の味付けが読みどころかも。ミセスが主人公のスターウォーズみたいな冒険と大逆転劇なんだけど、謎の旅人ノダの特殊能力発動や、ワームホールの乱発、なぜか全員無傷で再会。なんだか深夜アニメによくありそうなパターン。でもこういう話好きだなぁ。
2016/02/12
calaf
リトル・ララにテロリスト・ララ、あるいはララ・ボディー (笑) それにしても、この物語におけるノダの存在理由が、あまりよく分からなかった...単なる著者の趣味? (^_^;;;
2012/07/29
ソラ
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 秋の町、オータム・ムーンで、ララは幽閉同然の生活を送っていた。クーデターでウィニーを失脚させた政府は、外宇宙からの来訪者と戦争に突入、ジムも謎の事故に遇い生死不明。そんな時、娘のリルルから突然SOSが!後先を考えず救出に向かうララを待っていたのは…。歳月を経ても決して色褪せない憧れと思い。ララとウィニーの夢と冒険の物語。
2008/10/01
ほにょこ
★★★☆☆ シリーズ第三弾。あれから15年。またばっさり時間が飛びましたよ。ララはもうおばさんですよね。子供もいるし。それなのに言動が少女のときとあまり変わっているようにみえなくて違和感がありますね。娘から助けを求める通信があり、無茶をやらかして助けに行く話でした。これで完結みたいですけどあまり納得感のある最後ではなく微妙でした。
2022/09/05
そらら
3部作、最終巻。前巻から15年後、ララはジムと結婚しリルルを授ける。しかし、ウィニーの政権はクーデターによって倒れウィニーや関連した人々も軟禁状態に。リルルが軍に入り、ララに助けに求めたところで物語はスタート。今回はジムは出番はなかったけど、ララとウィニーの冒険は健在。一応大団円だけど、ページの関係はふわっとした感じで終わったのでやや消化不良。ノダは出てきたけど、結局ふわふわとした感じ。ジュブナイルSFだから物語はサクサク進むがもうちょっと起伏があっても良かったのではないかと思う。
2022/11/03
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