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伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクション 37

伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクション 37

伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクション 37

作家
井上雅彦
出版社
光文社
発売日
2007-04-12
ISBN
9784334742317
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伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクション 37 / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

読み落としだったようだ。異形コレクション第三十七冊目は〈吸血鬼〉に特化したアンソロジー。今まで巻末を飾る事の多かった菊地御大が冒頭から登場。全体に上質だが、特に印象深いのは編者自身による『流離うものたちの館と駅』森真沙子さん『春浅き古都の宵は…』三川祐さんの可愛らしくも切ない『混血の夜の子供とその兄弟たち』あたりかな。このアンソロジーの常連一休さんや、三津田さんの赭眼ちゃん(字が違うか・苦笑)も登場。平山さんのキャラクターは今日も腐れ外道でした。

2020/07/02

Spok

闇の血族達でお腹いっぱい。魅力的な題材だからこそこんなに多種多様な物語が作られるのだ改めて思う。

2018/07/06

めがねまる

当たりの多い吸血鬼アンソロジーだった。「≒0.04%」「影武者」「非業」のようなアイデアの光る吸血鬼もの、「它川から」「春浅き古都の宵は」「連鎖劇」のような湿っぽい日本風のホラー、「死の谷」「月蝕領彷徨」のような幻想文学、とバラエティ豊かで、吸血鬼というテーマの多様な調理法を見た。あと井上雅彦さんの吸血鬼観が好きだ。ただ、伝奇ものは口に合わなかった。編集者の作品解説を参考に吸血鬼小説を開拓していこうと思う。

2022/04/24

ひょろ

短いものが好きなので、牧野修氏の「血を吸う掌編」、皆川博子氏の「月食領彷徨」が好き。 他に加門七海氏の「蝶の断片」も幻想的だった。

2019/12/27

桃柳

吸血鬼・ヴァンパイア。描きつくされたモチーフかも知れないけど、それでも何より芳醇で耽美で陰惨な夜の生き物。

2019/04/30

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