淫らな罰 (光文社文庫 い 43-1)
淫らな罰 (光文社文庫 い 43-1) / 感想・レビュー
巨峰
悲報。。。このタイトルで、全然淫らじゃないのよ!!!!(茫然)つまりイヤミスって奴ですかね。社会的立場だったり格差だったり中傷だったり悪意だったり人を見下したり、そんなものでこの作品はできています。それにしても、設定の繰り返しの説明が多くて短編小説のくせに冗長。
2015/07/11
こやま
面白かったし怖かった。でも、後は想像にお任せします、的な感じは正直もやもやしました(笑)
2012/03/27
くさてる
どこにいても不思議でない女性たちの悪意や歪みがもたらすものを描いた短編集です。ワンアイデアで書いちゃうんじゃないかなあという感じの見える落ちだったり、過去にも読んだことのある設定の焼き直しっぽいのがあったり、といささか隙があるように見えるのですが、本当にひとの無意識の悪意を描くのが上手いと思います。せこくって、みっともなくって、劣等感いっぱいで、他人を妬む醜い人間を書きながらも、そこには等身大の人間がいる。だからこそ、怖さが潜む。そんな作品集です。
2007/05/14
tetsu
★2 サスペンスまたはホラー。この作家の作風は大体こんな感じと思われる。ちょっとした日常に潜む悪意が大騒ぎになっていく様子。リアリティがいまいち。
2007/06/24
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