地の業火: 勘定吟味役異聞5 (光文社文庫 う 16-6 光文社時代小説文庫)
地の業火: 勘定吟味役異聞5 (光文社文庫 う 16-6 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
今巻で聡四郎は尾張家・義通の急死の謎を探るべく京へ上ることとなった。図らずも紀伊国屋文左衛門が同道することに。悔しいが現時点で人の幅、深みにおいて聡四郎は文左衛門に及ばない。剣での幾多の修羅場はくぐり抜けてきた聡四郎であるが、浮き世の経験、当主としての経験においては、文左衛門はさすがである。 さて、金座をめぐる謎が次巻でどのような展開を見せるのか。それが八代将軍・吉宗にどうつながっていくのか、興味あるところ。続きを読もう。
2016/05/03
とし
勘定吟味役異聞「地の業火」5巻。聡四郎が京へ、徳川吉宗が登場御三家の権力争いが苛烈に。江戸では鬼伝斎と無手斎との戦いも、無手斎勝利するも道場を続けられず・・・・次巻はどんな戦いに。
2019/08/31
ジュール リブレ
なかなかストーリーが進まない。裏の裏を描く今回の話は、後半に入っても、さらに展開していく気がする。京都の町模様は、もう少し見たかった。
2015/11/08
harhy
徳川吉宗が登場した御三家の権力争い。柳沢吉保のもとで動く紀伊国屋文左衛門が、とうとう京都まで聡四郎に同行するかと思えば、尾張の刺客たちとの血生臭い戦いが続く。勘定吟味役について間もない聡四郎だが、だんだんどっしりとしてきた。
2013/11/09
うさこ@タッタカタ
袖吉との掛け合いが楽しい。
2020/04/24
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