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俯いていたつもりはない (光文社文庫 な 26-4)

俯いていたつもりはない (光文社文庫 な 26-4)

俯いていたつもりはない (光文社文庫 な 26-4)

作家
永井するみ
出版社
光文社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784334742898
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俯いていたつもりはない (光文社文庫 な 26-4) / 感想・レビュー

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のじ

最近この人の本を続けて読んでいるけれど、そうたてつづけに読まない方が良い作家さんかもなあ。ちょっと不倫のお話が多くて食傷気味?キッズスクールが舞台のお話で、ミステリーというよりは事件を中心に動く人たちを描いている感じ。謎解き感はあまりない。そういうほうが私は好きかもしれない。

2020/06/28

Asayo

出版されてすぐの頃、本屋で見かけて、読んでみたいと手に取ってみたものの、いろいろ悩んだ結果、買わなかった。あれから数年経ち、先日、ブックオフで105円コーナーで見付けて購入。期待以上に面白かった。結末はスッキリと言うよリ、人生の悲しさや侘しさを考えさせられて、ちょっと寂しい。永井するみ作の小説を読むのはこれで2作目で、もっと読んでみたいと思って調べてみたら、2010年に亡くなっていた。なんだかとても残念。

2013/01/15

たこやき

ミステリとして見ると、唐突な部分があるし、ちょっと弱い。ただ、その形ですんなりと物語に入らせ、英勝への想いに苦悩する緋沙子の姿を、それを見守る母・志乃の、派手に思えて姪想いな舞子の……それぞれの姿が丁寧に描かれている。ミステリというよりも、緋沙子を中心とした女性たちの生き様を、厳しい事態に直面させながらも、優しく見守るように描いている作品のように感じた。あと、園児の2人の様子が微笑ましい。

2010/08/18

2Tone

キッズスクール『ラウンドテーブル』での子供らしい楽しそうな様子と、キッズスクールの緋沙子先生と志乃さんの生き方を上手く活かしていてとても楽しく読めました。ここに通う子供達(周平、希央)の純粋さもいいな〜と思ったりします。 そして一番は、ジャンルはミステリーに入るのか分からないのだけど、事件の謎解きもあったりして、いろいろ味わい深い本でした。 作者は既に亡くなってしまっているのは残念ですが、もっと他の本も読んでみたくなりました。

2013/02/23

すぎとまこ

こんな保育者がいたらいいなぁ。。。と思いながら読んでいました。最後はびっくりしたけれど、一人の人を想い続ける強さを感じました。初めての永井さん作品だったので他の作品も読んでみたいと思います。

2012/09/12

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