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ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫 と 15-3)

ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫 と 15-3)

ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫 と 15-3)

作家
友成純一
出版社
光文社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784334742942
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ホラー映画ベスト10殺人事件 (光文社文庫 と 15-3) / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

お気に入りさんに教えてもらい、読みたくても中々売っていなくてやっと見付けた本。主人公の評論家が付けたホラー映画ベスト10、その作品通りの手口で連続殺人が。 各映画のシーンを思い出しつついっきに読み終わってしまいました。友成先生でこの題名で、もっとグロいのかと思いきやそこまででは無く、ホラーマニアが喜ぶ要素がいっぱいで、最後の方などはゾクゾクワクワクという感じで、怖いというよりは思いのほか楽しい作品でした。面白かったあ。

2016/11/24

うまる

狂気の見立て殺人! ホラー映画といっても、スプラッタ系に特化したベスト10なので、描写がなかなか凄いです。食事時、肉料理時にはご注意ください。推理とかする話じゃないけど、結構楽しかったな。これで楽しいとかいうと神経を疑われそうですが、犯人目線の話が始まった所からは、コメディ感が強くなり笑ってしまいます。ベスト10は完遂するのか、どうやって終わるのか、最後まで目が離せませんでした。一番好きなホラー、オーメンが入ってないので、わたしも庄内先生に文句言いに行こうかな。

2022/10/03

みや

ホラー映画評論家が挙げたベスト10に見立てて関係者が殺されていくミステリ。大好きな見立て殺人とスプラッタ映画の組み合わせが楽しくないわけがない。物語として面白いかどうかは微妙だが、ホラーネタの数々に笑い、絶妙な語彙表現に共感し、素晴らしさを再認識した。作者自身が映画評論家であり、人物や場所、会話など9割は実話だというのだから恐ろしい。大抵の物事に対してマイナスな言葉しか使わないのに映画やスプラッタへの揺るぎない愛を感じた。正に純愛と変態は紙一重。ゆるキャラとして愛するレザーフェイスが沢山出て嬉しかった。→

2017/11/15

Yu。

『悪魔のいけにえ』が‥『2000人の狂人』が‥『ハロウィン』が‥とホラー映画評論家(主人公)が推したベスト10の各殺戮シーンを蘇らせる猟奇的連続殺人が彼の周りで起こるというそのタイトルを裏切らないマニアックでB級感丸出しな駄菓子テイストは逆に潔いとさえ思え、著者の、仕事というよりむしろ個人的に愉しみたいが為に描いたんであろう並々ならぬホラー愛に敬服。それでも羽目を外し過ぎた新宿二丁目を舞台とした終盤からラストにかけての怒涛の展開はホラーというよりムラムラスプラッタコメディ(๑¯ω¯๑)

2016/03/30

片瀬

ひ、ひえ~。主人公のスプラッタ映画評論家・庄内良輔(友成さんの別名義だとか)が打ち出した「ホラー映画ベスト10」 (ちなみに1位『悪魔のいけにえ』、2位『スキャナーズ』、3位『2000人の狂人』)に従い、何者かが恐怖の見立て殺人をしでかすという恐ろしいお話です。殺人鬼による、血ドバドバ、肉汁ネトネト、内臓ブチャブチャな凄惨シーンには首筋がぞわぞわしてきて、あー具合悪ッ。それでも、小説の大半を占める作者のホラー映画の蘊蓄が素晴らしく、スプラッタ作品に俄然興味が湧きました。

2016/04/07

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