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光る崖 新装版 (光文社文庫 な 1-29)

光る崖 新装版 (光文社文庫 な 1-29)

光る崖 新装版 (光文社文庫 な 1-29)

作家
夏樹静子
出版社
光文社
発売日
2007-08-01
ISBN
9784334742966
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光る崖 新装版 (光文社文庫 な 1-29) / 感想・レビュー

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prism

名古屋地検の検事・千鳥朱子は、秘めた関係にある服飾MD・郷原の誘いを断れず、飛騨へ旅に出かけた。旅行後、名古屋市内で傷害致死事件が発生。朱子の前に現れた参考人は、旅先で知り合った女性・北沢昌代だった。事件の調べを進めると、背後に女子高生売春(祥子)グループの存在が浮かび上がってきた。―初めて女性検事を主人公に配した「記念碑的作品」が新装版で登場。話が飛び火した(^^;)💦

2023/08/18

K K

秀逸。私は好きでした。この時代に少女梅子を描いた衝撃的サスペンス。好きでもない相手と結婚することと買春と何が違うのかという少女の言葉は私が常に考えていたことだから驚いた。その通りだと思う。愛のない金のための結婚と風俗。何が違うのだろう。婚姻制度に隠れた欺瞞を思う。パズルのピースが少しずつはまる快感。やはり夏樹静子いい。なんとも深い余韻を残す。

2016/10/04

おさむん

再読。40年近く前に書かれた女子高校生売春をテーマにした社会派ミステリー。社会問題の先取りも凄いと思いますが、ミステリーとしても良くできていると思います。終盤に近づくにつれ、少しずつ謎が解け、登場人物の関係性が明らかになっていく過程が面白いです。

2020/10/02

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