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人を殺す、という仕事 (光文社文庫 お 39-3)

人を殺す、という仕事 (光文社文庫 お 39-3)

人を殺す、という仕事 (光文社文庫 お 39-3)

作家
大石圭
出版社
光文社
発売日
2007-09-06
ISBN
9784334743048
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人を殺す、という仕事 (光文社文庫 お 39-3) / 感想・レビュー

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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

僕が10歳の時から届き始めた(C)からの手紙が全てを変えた。(C)からの指示に従うことで妻とも結婚し順調だった人生でしたが、ある日届けられた手紙には4歳の少女を殺さなければ、大切な母を失うことになるというもので・・。(C)の正体や真意が分からず最初から最後までグイグイ読めました。決して読了感は良いものではなく、(C)の正体についても正直拍子抜けしましたが、たまにはこういった話も新鮮でした。怖さよりも不気味さが印象に残りました。★★★★

2013/01/05

mr.lupin

主人公の橘の元に謎の手紙が届く。その手紙の内容は人を殺せと。もし指示に従わなければ家族を殺すと。その手紙の送り主"C"とは一体何者なのか? 中盤辺りからちょっと中弛みしてきた感は否めないかな。最後は期待したが"C"の正体も中途半端な気がした。ついつい手がでてしまう相変わらずの大石ワールド、非常に読みやすい作品であった。 ☆☆☆☆☆

2019/08/28

やっち@カープ女子

人間とは、動物達を殺戮し、生態系を崩し絶滅に追いやり、なんと愚かな生き物なんだろう。改めて痛感させられる。一番悪い生き物は人間なんだから、少しくらい殺したって何のことは無いでしょ?!ってこの本は問いかけてくる。それは違うんだけど...人間って都合が良すぎるよね。痛いとこ突かれた。辛い読後感。不思議過ぎる内容はともかく、読んで良かった。

2014/01/17

mika

「c」という謎の人物から手紙を貰った主人公が、その指示通り殺人を犯していく物語…。家族のために他人の命を奪う、何ともやりきれない話し…。ホラー感はなかったが、人を殺すということがリアルに伝わってくるような…。最後はいったいどーなるんや!?ってサクサク読み進めていったにもかかわらず、、、何このラスト~と拍子抜け。結局「c」は何者!?ファンタジーになってしまったのかと思う…

2016/01/30

たぬ

☆3 ううむ不満が残るなあ。主人公は妻を亡くして幼女二人をかかえてすごく頑張ってると思うよ。でもなー≪C≫の正体と目的に説得力が薄いし読書感想文とのつながりも弱い。あと本筋とはまるで関係ないけど娘たちにホイホイ買い与えすぎと思った。

2021/06/05

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