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龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

龍臥亭幻想(上) (光文社文庫)

作家
島田荘司
出版社
光文社
発売日
2007-10-11
ISBN
9784334743178
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龍臥亭幻想(上) (光文社文庫) / 感想・レビュー

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Small World

久しぶりに龍臥亭を訪れました~。作中では8年経ってますが、自分は10年以上ぶりですね。w 御手洗潔シリーズの本シリーズはけっこう読んでいますが、シリーズコンプを目指していこうと思ってます。外伝的な作品は、あまり手に取ってこなかったので、そこら辺を埋めていきたいです。上巻では、石岡君がいつもよりシッカリしてる感じで、下巻に進んでいきます。

2018/08/01

Tetchy

前作『龍臥亭事件』に引き続き、業の深さが主題になっている。閉鎖された村社会に伝わる因習。妄信のように今に伝わる差別。主従関係の厳格さから生じる男と女の色の縺れ。また物語の主軸となる森孝魔王の伝説は『魔神の遊戯』同様の弱者救済の話で、デビュー以来、島田が一貫して扱ってきたテーマだ。とは云え、前作に比べると比較的内容は明るいようだ。特にミチはあの事件で吹っ切れたのか、ちょっとおとぼけな感じが出ていて意外だった。そして上巻最後は豪腕島田健在振りを示すほどの破天荒ぶり。本当に解決するのかぁ!?

2010/01/11

勇波

龍臥亭から続けて本作に。8年経ってるとの事。そこそこ皆さん歳食ってるはずですがそんなに変わってない。里美ちゃんの喋り方なんぞ高校生のままだし。しれっと何事もなかったかのように犬坊育子さんがいるのも不思議。前作よりは軽い感じで読めて楽ちん。どんな幻想を見せてくれるのやら下巻に期待★

2021/01/26

やっちゃん

石岡くんがあの龍臥亭に戻ってきた。里美ちゃんとのコンビは大好き。弁護士は凄いよ。いかにも島田荘司らしい神話めいたホラーな前半でした。後半も楽しみ。

2023/02/11

シルビー

龍臥亭事件より8年。かつての関係者達が集う……。ここまで聞くと事件の予感しかしないですが、蓋を開けてみるとただの同窓会でした(笑)とはいっても、別の事件は当然発生しますが……。今回は内容よりキャラに注目。普段は頼りない石岡が今回は行動的。また黒住青年に対する叫びは前半屈指の見どころ。里美は里美で司法試験に受かったということでその真価を発揮。御手洗シリーズだと法律家の観点から事件を見ることが少ないので貴重なキャラとなりました。事件自体はまだまだ始まったばかりですので下巻に期待です。

2018/09/18

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