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リボルバー (光文社文庫 さ 11-7)

リボルバー (光文社文庫 さ 11-7)

リボルバー (光文社文庫 さ 11-7)

作家
佐藤正午
出版社
光文社
発売日
2007-12-06
ISBN
9784334743512
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リボルバー (光文社文庫 さ 11-7) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★☆☆☆18079 犯人が奪って棄てた警官のピストルを高校生が拾って、ある出来事で自分を殴りつけてきた男性に仕返しのために札幌へ!警官は辞職する事になってしまったものの、ピストルを持った高校生を追って...と始まります。この作家さんにしては話の練り込みや作り込み,広がりなどに力の抜けた感があるように思ってしまいました。もう少しだけ捻りがあれば嬉しかったのですが、単に旅に行って帰ってきたトラベルものに色を少々付けただけみたいな雰囲気〜。んー、登場人物の必然性も当方の理解出来ないところ。映画化してたんだ〜!

2018/09/17

ehirano1

主題が今一つピンときませんが、蜂矢と永井のモブキャラ2人がホントに良い味出していて本書は一気読みとなりました。また、この2人に会いたいです。

2020/04/18

ehirano1

「蜂矢はコップと、コーラの1ℓ瓶と、トーストの皿を、まるで用の足りた避妊具に対するような手つきで一つ一つ取り上げて脇へ退けた」。こういう文書はホントプロじゃないと書けないと思いました。

2021/12/03

ehirano1

回転弾倉式拳銃(レボルバー)が刻印百科事典5から図と図の解説がそのまま転用されています。何かの伏線かなと思いましたが・・・。著者がどうしても載せたかったのでしょうか?

2021/02/12

ミーナ

無職なのになぜか羽振りのよい蜂矢と新。一方、真面目な高校生 吉川は、ある重大な決意をする― 九州から北海道へ。5人が織りなすロードムービー。『身の上話』と『月の満ち欠け』が好きだから、期待を胸に手にした佐藤正午さん。吉川少年の重さに蜂矢&新コンビの軽さで保つバランス。冒頭から容赦なく漂う昭和臭。当時としてはたいそうおしゃれな小説だったのではないだろうか。何のために誰が拳銃を奪ったのか書かれておらず消化不良。でも惚れた女性にプレゼントする花を買うため北海道に赴くなんてロマンチック!

2024/04/19

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