歌舞伎町怪談 (光文社文庫 い 43-2)
歌舞伎町怪談 (光文社文庫 い 43-2) / 感想・レビュー
音
この作者のエッセイは初読み。うーん、同じ表現が多くてなかなか読み進まなかった。やっぱり、この作家はホラー作品が一番です。
2014/11/03
くさてる
以前「志麻子のしびれフグ日記」なるタイトルで単行本化されたものに一部書下ろしが加わって文庫化されたエッセイ集です。本の内容としては、担当編集者や業界の他愛もないエロ話が多いのですが、時期を追うにつれ、ヴェトナム愛人との出会いや、別れたこどもたちの思い出、瞬間的に訪れる死の欲望なども混ざっていくようになります。エッセイのときのくだけた語り口調に、叙情と冷えた視線を感じさせるような一文が溶け込んだりもしていて、そこが絶妙なバランス。しかしメインは、えげつない下ネタも多い楽しいエッセイです。
2007/12/09
フウミズ
途中で・・ 70
2022/05/14
出口求
これは(良い意味で)ひどい本です。岩井志麻子のエッセイを一度でもお読みいただいたことがあるならそのひどさの方向がわかると思いますが、「知らない」という人は自分の人生のモラル、価値観が破壊されてしまいますので注意を!。ほとんど岡山弁で下ネタを連発するだけの本になっているのに、何故かふいにシリアスな描写があって、「天才とはこういうイっているヒトなのだ」ととても嬉しくなってしまいます。個人的にブンガクに清廉潔白さを求めていないので、岩井さんをますます好きになってしまいました。
2015/12/25
salieri
異邦人は全然進まないが、こういう本はサクサク読み終わる…電車内で読む用に購入、そのまま読み終えました。面白いというなら面白いですが、正直消費用に過ぎないかな。この作者はやはりホラーで。
2014/01/30
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