未来妖怪 (光文社文庫 い 31-27 異形コレクション 40)
未来妖怪 (光文社文庫 い 31-27 異形コレクション 40) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
今回の異形コレクション、未来に現れる或いは未来からやって来る様々な〝妖怪たち〟。人類が滅びたり滅びかけたりした未来に復権する妖怪たちの物語が多かったかな。あるいは〝妖怪〟というワードからくるような、ノスタルジックな物語もいくつか。全体にグロ成分は少な目。朝松健さんの『ぬっへっほふ』はシャレが効いてた。
2020/07/31
芍薬
夏ですし。毎年ですが、怖い話しが恋しいのです。残念ながらあんまり怖くは無かったですが、「超短編」のスピード感が楽しかったです。
2015/05/30
たみ
20人の短編20作品&19人の超短編19作品+特別付録。未来妖怪をテーマにした思考実験とのこと。SFと妖怪の夢の競演! ひとつのテーマで様々な作品を産み出せる作家さん達、ほんとうにすごい。宇宙あり、バトルあり、百鬼夜行あり、バラエティ豊か。雪で閉ざされた山荘で殺人事件というのはミステリーのお約束(?)ですが、宇宙に浮かぶ施設の中で妖怪に襲われたらどうしたらいいの? 相手は妖怪だし、逃げ場はなさすぎる(笑) 妖怪人間ベムのパスティーシュが好きだ。解説にちょこっと出てくる悪魔くんとか、懐かしい~!
2014/07/26
ゆずぴ
色んな妖怪話の詰め合わせ。とはいうものの人によっての定義が違うもののせいか異種格闘のような感じ。「真朱の街」「缶の中の神」「恋する蘭鋳」「疫病神」「奴等」「ぬっへっほふ」が好み。1P短編も面白かった。あとは好みだよね~。好きも苦手も味わえる。アンソロジーの良いところ。
2013/11/30
たごまる
テーマはすごく好みでわくわくしたのだけれども、ちょっと肩透かしという感じ でもまあこのシリーズは寝る前に読むのにちょうどよいこと。重宝しますわ。 たまに変な夢みるけど
2014/11/28
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