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無人踏切 新装版: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-51)

無人踏切 新装版: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-51)

無人踏切 新装版: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-51)

作家
鮎川哲也
西村京太郎
出版社
光文社
発売日
2008-11-11
ISBN
9784334745103
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無人踏切 新装版: 鉄道ミステリー傑作選 (光文社文庫 あ 2-51) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

【鉄道月間・13冊目】 アリバイ破りが主流とはいえ、鉄道ミステリは、アイディアの宝庫だと思う。巻頭が西村京太郎「「雷鳥九号」殺人事件」。やはり定番の作者だし、この作品もトリックが秀れている。ラストが赤川次郎「幽霊列車」。まさかこの作品をここで読めるとは思わなかった。宇野警部と永井夕子の記念すべき出会いでもあるし。有栖川有栖「やけた線路の上の死体」は、デビュー作。学生アリスものは、やはり読んでいて楽しい。短編にしては詰め込んだ作品もある中、山村正夫「暗い唄声」は適切な密度で、短編ミステリの見本かなと思う。

2022/04/11

geshi

鮎川哲也のチョイスが光るアンソロジー。『「雷鳥九号」殺人事件』前半は地味なのもひっくり返しのインパクトとその後の謎解きへの集中のためか。『やけた線路の上の死体』トリックは既存だが大学時代の夏休みの特別感とマッチしている。『親友 B駅から乗った男』ミステリマニアらしく凝って捻ったアマチュアにしか書けない良さ。『暗い唄声』怪奇探偵小説を昭和50年代に復活させようと色々な手を使っているなぁ。『幽霊列車』魅力的な謎とチャーミングな探偵で引っぱって読者を離さない圧倒的読みやすさ。

2022/11/12

☆エンジェルよじ☆

有栖川さんの処女作『やけた線路の上の死体』目当てです。処女作と言う事は推理研初の事件と言う事ですよ♪西村さんと鮎川さん、有栖川さん以外は読んだ事がないです。というか時代が古い物もあり想像しずらかったwwすっんごく短いけど神戸登さんの『無人列車』は微笑ましいというかニヤッとさせてくれました。

2011/05/27

ビスコ

有栖川有栖のデビュー作収録で有名な、鉄道ミステリアンソロジー。初めて名前を聞く作家から、今や泣く子も黙るベテランまで、ズラズラとバラエティ豊かな作品群。 ただ、期待していたほどの鉄道成分ではなかった。そこだけがやや心残り。無論、読み応えのあるミステリ達ではあったけど。

2018/08/18

Amuro

鉄道が舞台のミステリ短編集。しかし一時代どころかニ時代ほど旧いのがいささか気になる所である。最後に赤川次郎の作品があるがデビュー作というのだから。

2021/11/29

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