流転の果て: 勘定吟味役異聞8 (光文社文庫 う 16-9 光文社時代小説文庫)
流転の果て: 勘定吟味役異聞8 (光文社文庫 う 16-9 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
勘定吟味役異聞シリーズ完結編です。徳川の世継ぎ争いは決着し八代将軍の座に吉宗がつく。享保の改革の始まりである。聡四郎は紅と無事結婚することができた。紅は吉宗の猶子となっていたので、聡四郎は将軍吉宗の息子ということになる。めでたしめでたしである。私事ながら、本日は我が娘の結婚式。めでたしめでたし。
2016/05/14
とし
勘定吟味役異聞「流転の果て」8最終巻。紀伊国屋文左衛門、柳沢吉保、伊賀忍び、紀州玉込め役、間部越前守、永渕啓輔等に狙われる権力闘争に巻き込まれていく役目一筋、上様上様に尽くすことがすべてという旗本水城惣四郎ぶれませんでしたね。最後は紅との婚儀に吉宗出席、以後惣四郎吉宗の享保の改革にどの様に関わって行くのかな。
2019/09/02
ジュール リブレ
吉宗の太っ腹さが、1巻から続く新井白石の小ささと比較されて面白い。一応の決着を見て、次のシリーズへ。
2015/11/10
harhy
柳沢吉保が亡くなってから、吉宗将軍誕生までの展開は、あっという間。聡四郎も、時代の波に乗って、次に大きな役目を負うところで完。次があってもよさそう。
2013/12/08
うさこ@タッタカタ
読解力の無さよ。多助は裏切り者では無かったようで、おー、いくかと思わせる場面もありましたが、最期まで紀文はそばに置いている。聡四郎の親父殿、長いものに巻かれろでしたが、八代様は如何か。
2020/04/25
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