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誓いの夏から (光文社文庫 な 30-2)

誓いの夏から (光文社文庫 な 30-2)

誓いの夏から (光文社文庫 な 30-2)

作家
永瀬隼介
出版社
光文社
発売日
2009-02-01
ISBN
9784334745400
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誓いの夏から (光文社文庫 な 30-2) / 感想・レビュー

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007

長い時間かけて真相を追う慧一、少年時代から青年になるまでずっと思い続けるのって凄い。ラストはちょっと物足りないが気になって最後まで面白く読めた。

2016/08/07

Pil

ずっと俺がお前を守ってやると誓った男子高校生だがガールフレンドがある事件に巻き込まれ、その誓いは果たせなかった。そして19年の時が経ち、現在の事件と19年前の事件が交錯し全貌が明らかになっていく。。人を守るとは、人を愛するとは何なのかを読者に迫ってくる様な重厚サスペンス。誓いを貫き通す主人公の強さにバチンっと心を打たれてしまった。

2021/10/28

Nobu A

図書館本読了。「閃光」に続き、永瀬隼介2作目。一家惨殺事件に関わった高校生の杏子と慧一を軸に複数の登場人物が蜘蛛の糸のように絡む。2部構成で後半、19年前の当該事件を担当した吾妻に視点が変わり、趣向を凝らしている点は新鮮。一方で、前半、主人公である慧一の心理描写が減り、個人的には物足りない。それから、一気読み出来れば良いんだが、2行程空けているだけで章別けしていないのがちょっと読みづらい。全体的には読み応えがかなりある。この作家、東野圭吾や大沢在昌並みに人気がないのが不思議。他作品も読んでみたくなった。

2018/01/29

智哉

既視感を覚えるほどオーソドックスな展開も、グイグイ引き込ませる筆力は流石。肉体的にも精神的にも大きく成長した慧一は、血の海を前にしてもまったく動じることはなく、凛とした佇まいが目に浮かぶよう。これほどまでにストイックな生き様は、怖ろしささえ感じさせた。

2011/04/10

ロヒキア

読みやすくてスピーディなのに緻密で深い。終始飽きることなく物語が進んでいく。犯人か?と思わせるような書き振りで焦らす。まさにページー捲る手が止まらない。

2022/08/09

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