愛人岬 新装版 (光文社文庫 さ 3-110 笹沢左保コレクション)
愛人岬 新装版 (光文社文庫 さ 3-110 笹沢左保コレクション) / 感想・レビュー
coco夏ko10角
女性自身で連載してた作品だからか?恋愛や官能描写多め。明かされるトリックはものすごくシンプルだけど、シンプルすぎて思いつかなかった。最後の対比がなんとも…。
2020/04/14
水口栄一
この本を読ませて頂いて、とても感動しました。笹沢左保さんは私にとっては笹沢左保先生です。私は19歳の時にある出版社による文芸部門で受賞しました。その時の審査員は何人かおられましたが、中心におられたのが笹沢左保先生でした。ヨーロッパ旅行優待もありましたが、当時は行くことができませんでした。けれどもこれがきっかけとなって、私はこれまで詩作を続けてくることができました。ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。それだけにこの本はひじょうに楽しく読ませて頂きました。あまりにも面白くて、インパクトがありました。
2021/02/07
Genei-John
主人公が何ページも費やして性交するので、「推理小説なんだからほかにやることがあるだろ」と思う。読了後、作者の意図はわかったし、そういう作風が持てはやされた時代性もわかるが、やはり「ほかにやることがあるだろ」と思う。偏狭な読者ではなかったのにどうしてだ。
2012/09/19
こまちゃん
こういうシンプルなトリックを、官能描写でカモフラージュしていたのか!
2011/10/22
wm_09
官能描写がかなりの分量を占め、読み終えてみるとそれほど情報量は多くないのにだれることのない抜群のリーダビリティ。本格ミステリらしい所から遠ざかっていくプロットがある意味面白い。トリックはシンプルだが確かに盲点。(稲)
2010/05/12
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