悲しき人形つかい (光文社文庫 か 37-7)
悲しき人形つかい (光文社文庫 か 37-7) / 感想・レビュー
mr.lupin
表紙から見てコメディ的なストーリーかと思っていたが笑える部分はあったことはあったが、今一つ面白味に欠けていたような作品だった。「突然死した組長を生きてるように見せかけてくれ」と言うヤクザの北村組の幹部の依頼でフーテンと親友の裕介はボディーフレームを使う事になるが… う~ん、このボディーフレームと言うのが正直一体どういうモノなのかまるで想像ができなくて、そこが残念なところだった。著書の他の作品に期待をしたいかな。☆☆★★★
2021/01/12
た〜
コミカルな表紙や基本設定からハチャメチャコメディーかと思いきやそうでもなかった。血なまぐさいヤクザの抗争に巻き込まれた主人公たちの奮闘記。もちろん基本的にギャグではあるのだけれど、随所で大笑いするのではなくシニカルな面白さ。これもカジシンらしさのひとつの形
2016/09/15
本みかん
黄泉がえりで有名な梶尾先生の長編。いわゆるパワードスーツで死んだヤクザを生きているように見せなければ殺されるというコメディ。読み進めるのは苦ではなかったけれど、面白かったかと言われると普通。
2022/03/12
井戸端アンジェリか
タイトルだけ見るとピノキオでも出そうで悲しいけど、突然死した組長を生きているように見せかけてくれと脅される話。 敬愛するホーキング博士に自由な体を取り戻して欲しい一心で、モビルスーツのような物の研究を勝手に励むフーテンが面白い。マッド・サイエンティスト同士の戦いはアイアンマンのパロディみたいだし、こゆみが強くてカッコいい!「安全第一」黄色のヘルメットは大爆笑でした。 鉄男が不気味だったけどラストシーンは良かったな~そもそもの切っ掛けは不自由な体の為よね。天才2人で素晴らしい介護機器を発明してくれるのを願う
2013/04/04
青葉麒麟
この作家らしい雰囲気の作品だった。ガンダムみたいな装着をしてバトる終盤は本当に笑えた。こゆみにそんな才能が有るとは。北村組長が両足ジャンプキックの場面はまるでコント。
2013/03/04
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