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シルバー村の恋 (光文社文庫 あ 47-1)

シルバー村の恋 (光文社文庫 あ 47-1)

シルバー村の恋 (光文社文庫 あ 47-1)

作家
青井夏海
出版社
光文社
発売日
2009-07-09
ISBN
9784334746186
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シルバー村の恋 (光文社文庫 あ 47-1) / 感想・レビュー

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ちょこまーぶる

家族内でのそれぞれの距離感って難しいものだなと感じてしまった一冊でした。三世代家族がコミュニティセンターを舞台にして、家族一人一人が事件に巻き込まれるのだが、そのことを家族で共有することができないでいるが、最終話ではある事件をきっかけに、家族がそれぞれに常日頃思っていた思いのたけを語り合って、距離感が少し近づいた家族に対して、ちょっぴりホッとした思いがしましたね。誰でも利用できるコミュニティセンターって、この本のような出来事が発生しやすい場なのだろうか?と思うと利用を躊躇しようと感じる人もいるであろう。

2015/10/21

のほほん@灯れ松明の火

家族5人それぞれがコミュニティーセンターで、なにかしら事件(?)に巻き込まれる話。1話目のお祖父ちゃんのお話で、近寄りたくはないなぁーと思っていた、おばちゃん軍団がまさかのお助け人になるなんて! いきなり話に引き込まれました。家族だからこそ、絶対に知られたくないことや、言わなくても 気持ちは分かってくれてるんじゃないかなぁーなんて思いこんでたり…。娘や息子から見れば、父親ですけど、父親だって 息子でも夫でもあるわけで…。そういうことを考えさせられる話でした。予想以上に面白い本でした。

2012/03/08

ロマンチッカーnao

東京近郊のコミュニティーセンターを舞台にした話。何気なく手に取ったのに、面白かった。祖父、お父さん、お母さん、長女、次男、それぞれにコミュニティーセンターにそれぞれのかかわり方でかかわっている。地域になくてはならない存在のコミュニティーセンター。そんな中で事件が起きて、家族のつながりを再認識するんだけど、僕は、最初の祖父の詐欺事件の章が面白かった。

2024/08/26

青葉麒麟

こんなでかい公民館?が近くに有ったら良いなって思う。御人好しの弟・耕の為にペンキ魔を捕まえようとする姉・真由が素敵。なんだかんだ言っても弟思いなんだね。しかし「勉強してるか?」だけで気付けってのは無理でしょ。

2013/03/13

うぇい

とても面白かったです。  あまり期待せずに何気なく手に取った本で奥付見るとかなり前に出版された本みたいですが面白かったです。  北関東の首都圏のベットタウンに暮らす一家を中心に描いた連作ミステリーですが一話目から実録物のように迫力がありました。  最終話は少し展開が強引なようにも感じましたが、上手くそれなりのハッピーエンドになっているようで良かったです。

2020/09/18

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