下忍狩り 新装版 (光文社文庫 さ 18-30 光文社時代小説文庫 夏目影二郎始末旅 6)
下忍狩り 新装版 (光文社文庫 さ 18-30 光文社時代小説文庫 夏目影二郎始末旅 6) / 感想・レビュー
やま
【再読】 時は、天保十一年(1840)。盛岡(南部)藩十三代目藩主南部美濃守利済(としただ)の危難を救った夏目影二郎は、幕府勘定奉行から大目付首席に出世した父常盤豊後守秀信の命で奥州へ旅立つ。そこに待っていたものは、陸奥湾で座礁したオロシヤ(ロシヤ)のナホトカ号の積荷を奪おうとする弘前藩の黒忍びと、盛岡藩の次席家老と御用商人近江屋に率いられた白忍びの集団である。両者は、ナホトカ号の積荷であるフランスのナポレオン金貨一万枚を奪おうと暗躍する。
2024/11/06
なほまる
ちょっとした伝奇小説風にと言ったらいいのか…。幻影なのか実際なのか、どうなってるんだっけ?と思うところはあったけれど、争いの元になる事件についてはなるほどなーと思った。ただ、「彼女」が乗っていたというのまではいらなかったかなと思ったけど、まあそこはご愛嬌か。
2012/12/07
lovealco
シリーズ6作目。なんか、超能力で戦おう!みたいなノリになってきたww
2011/02/16
いかめんたい
催眠術の次はイタコですかぁ。しかも死者の霊?念?がイタコを経由せずに出てくるとか何事(笑)でもってロシア人(の霊)とどうやって意思の疎通を図るのよ(笑)でもって、大目付と目付じゃ大目付のが偉いし、父ちゃん筆頭なんだし、老中から頼りにされてるみたいだし、目付程度が好き勝手やるのは無理だと思うんだけどな~。
2014/01/07
B.Ishii
数年前に読んでいたシリーズを再開。スーパーマン影二郎や勧善懲悪のストーリー展開が心地よく、電車を乗り越してしまいそうなくらいはまってしまう。南部・津軽の確執から、ロシアやナポレオン3世まで登場するというワールドワイドな時代小説も他にはないのでは。
2013/06/13
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