五家狩り 新装版 (光文社文庫 さ 18-31 光文社時代小説文庫 夏目影二郎始末旅 7)

なほまる

「五家」というシステムについては知らなかったんだけど、中で語られるジレンマについてはなんとなくわかるような…。岐阜・名古屋・犬山辺りはかなり土地勘があるので、読んでいて面白かった。ずっと歌で聞いてた「中乗りさん」の意味がわかって、すごくすっきりした。

2012/12/08

らいす

狩りでは無くまたも老中水野さんの始末旅。駆け引きでも何でもやり過ぎはいけませんの巻。しかし…これ結果的に別に影二郎が行かなくても良かったんじゃなかろうか？(ｰ ｰ;) 序盤の妹の件と辻斬りの件も盛り上がりに欠けてるような…次作に期待します。

2017/03/29

いかめんたい

今回は妖怪さんは出張ってこなかったでやんすな。御用っていうか水野さんの尻拭いじゃないか。あほくさ（笑）大目付って大名監視なんだから老中首座とか関係なく命令聞くことも無い気がするんだが……。

2014/01/20

B.Ishii

影二郎の凄まじい強さが痛快。木曽川の急流で筏での戦闘シーンは、とても迫力と臨場感がある。水野忠邦のねっとりとした政治的手腕（！）も、またいい味を出している。

2013/06/20