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シャーロック・ホームズと賢者の石 (光文社文庫 い 46-1)

シャーロック・ホームズと賢者の石 (光文社文庫 い 46-1)

シャーロック・ホームズと賢者の石 (光文社文庫 い 46-1)

作家
五十嵐貴久
出版社
光文社
発売日
2009-12-08
ISBN
9784334746940
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シャーロック・ホームズと賢者の石 (光文社文庫 い 46-1) / 感想・レビュー

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セウテス

ホームズのパスティーシュ、4短編集。世界には様々なホームズパスティーシュ作品が在る。初期は物語のパロディ、やがて引退後のホームズが若き探偵を助けるミステリが出た。そしてホームズを模した名前の、名探偵ミステリが数多く現れた。本作はパスティーシュであり、当時のホームズであろう背景で物語が進むパロディに近い。しかし一言いうなら、巧いと言う事だ。その着眼点が独特であり、バリツと呼ばれた柔術の視点で物語が語られたりする。それを真相と言っても、良いのではないか。各々な作品の、終着点のセンスの良さには思わず膝を打つ。

2019/08/04

gonta19

2011/3/25 Amazonより届く。2015/11/12〜2015/11/14ホームズのパスティーシュ集。五十嵐さんらしくない?本格的なトリックも交え、まさかの人物を登場させたりして面白かった。こういう、有名な課題は各作家さんのホームズ観やら、実力が顕著に現れて興味深い。

2015/11/14

さら

シャーロック・ホームズのパロディ短編集。最初の『彼が死んだ理由』『最強の男』は、今一つ消化不良でした。『賢者の石』『英国公使館の謎』はパロディらしく面白かったです。

2014/12/31

蛇の婿

シャーロック・ホームズのパスティーシュ。題名から予想される通りB級です。まあ、B級と知りつつB級を読んで怒るのは野暮なのですが、最初の短篇で死んだ人間が次の短篇以降も出てきて長々と喋ったりするのは如何なものでしょうww 連作短編じゃないよ、というのなら題名にいちいちくっついている―ライヘンバッハの真実―とか―バリツの真実―とかすごく興醒めなんですが。あと3つ目の短篇。破綻しています。そのロープ誰が仕舞ったんだよ。ベッドメイクや部屋の掃除は警官がしていますって書いてあるよな?wうわぁひでぇ、見てよこれw

2013/06/20

マッちゃま

4作品の短編からなるシャーロック・ホームズのパスティーシュ。本家を読んだのは30年くらい前だけど、随所に仕掛けられた小ネタにニヤニヤしながら楽しめました。個人的には2作目の「最強の男」ニヤニヤ度に大満足。バリツの解釈も、それが正解なのでは!?とも思えたり(笑)ある程度のホームズモノに対する知識があれば、決してシャーロッキアンでない僕でも楽しめましたので安心してください。正典年表における空白の半年間…こんなコトもあったんですかね〜と思わせてくれる作品でした。

2016/06/21

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