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狼花: 新宿鮫9 (光文社文庫 お 21-15)

狼花: 新宿鮫9 (光文社文庫 お 21-15)

狼花: 新宿鮫9 (光文社文庫 お 21-15)

作家
大沢在昌
出版社
光文社
発売日
2010-01-13
ISBN
9784334747084
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狼花: 新宿鮫9 (光文社文庫 お 21-15) / 感想・レビュー

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やも

シリーズ第9弾。久しぶりの新宿鮫。624ページ中弛みなし!もーホントさ…やっぱかっこいいよね、鮫島…。今回はナイジェリア人の窃盗被害から見えてきた、黒く莫大な組織に鮫島が挑む。その組織は、窃盗品やクスリなどを外国人を使って扱うヤバいやつ。それが○○も絡むとんでもない規模で…。「犯罪も経済も根っこは同じ、経済さ」仙田キターーー!仙田見せ場巻はいつなんだって思ってたら、ここでしたか!!仙田の過去や生き様、そして孤独を知って、思わず抱きしめたくなったよね。なのにさぁーー( ;∀;)これだから男ってやつぁ。。★4

2022/08/24

てつ

男の美学、強い信念と信頼、戦略思考、だましあい。悲しみと怒り、驚きと緊張。ハードボイルドの世界に謎解きの要素も加わり、今回も非常に魅力的。「継続あり」と「終結あり」が織り交じり、余韻を残しながら自作へと続く。シリーズクライマックス、さてラストはどこに向かうのか非常に楽しみ。自分の成長の傍にあった1冊。思い入れ強し。

2014/05/17

大地

新宿鮫シリーズ9作目。今作は晶との関係はほぼ描かれず、男の世界に焦点を当てた作品。仙田・香田・鮫島・・・それぞれが信じるものを貫き生き様に胸が熱くなりました。スリリングでスピーディーなストーリー展開で、あっという間の600ページでした。仙田・香田という主要なサブキャラがいなくなり、シリーズ終結も近いのかなと感じます。読み応え抜群の一冊でした。

2015/01/14

鍵ちゃん

大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し、盗品を専門に売買する「泥棒市場亅の存在を突き止める。この組織の背後には鮫島の宿敵、仙田がいた。一方、鮫島と同期でキャリアの香田は新設の組織犯罪対策部の理事官へ異動。香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた。今回は鮫島の活躍も相変わらず楽しませたが、あの紳士で謎めいた仙田が変わっていく様が悲しい。そして、いつも憎まれ口をたたく香田がどうなるか。長編が最後の新宿鮫シリーズどうなるか、まだ続くらしいかも。

2022/09/24

kaoru

シリーズの上位に入る良作でライバルとの決着がテーマ。鮫島と仙田や香田の関係も面白いのですが、今作のヒロインとアウトローの二人との三角関係が見所。女の意地、男の見栄のすれ違いが切ない。ただ、説明が長い。

2017/09/16

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