冬こそ獣は走る (光文社文庫 き 9-13)
冬こそ獣は走る (光文社文庫 き 9-13) / 感想・レビュー
yamakujira
建設会社に勤める技師の真治は、社長に見込まれて都心の一等地に建設するマンションの現場を任される。相次ぐ妨害、社長や自身への襲撃、現場をめぐる抗争の裏になにがあるのか。谷川岳で親友を失ってから自暴自棄になった真治が、暴力を厭わずに、と言うより積極的に暴力をふるって戦う様子は、ハードボイルドなのに甘ったれているようにも見えてしまう。事件の背景がなんともバブリーだと思ったら1990年の作品なのか。暴力的でも誰も死なないし、ミステリ要素も楽しめて、軽く読めるから、本宮ひろ志の漫画みたいだな。 (★★★☆☆)
2020/10/14
mun54
車に葉巻、酒に女。絵に描いたようなハードボイルドで楽しく読めました。次は長編の水滸伝を読んでみます。
2012/09/18
相田うえお
★★★☆☆しびれる〜。
kotakota
何かやけに格好つけるのねと気になった。ハードボイルドとはこういう雰囲気なのかな。建設業界も大変ねー。
2015/12/15
YJ
色々感想はあるけれど…ソープに行け。面白いよ。
2014/08/08
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