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うりずん (光文社文庫 よ 15-2)

うりずん (光文社文庫 よ 15-2)

うりずん (光文社文庫 よ 15-2)

作家
吉田修一
佐内正史
出版社
光文社
発売日
2010-05-11
ISBN
9784334747411
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うりずん (光文社文庫 よ 15-2) / 感想・レビュー

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hit4papa

写真家 佐内正史と小説家 吉田修一がコラボレーションした作品です。前半はタイトルが付された数枚からなる写真で、後半は写真と同タイトルの小説からなります。お二方の制作の過程は判然としませんが、写真から得たインスピレーションを吉田さんが小説として書き上げたかのようです。ここを想像するもの楽しくはありますね。写真と小説の息がぴったりのものもあれば、単純には結びつかないものもありですが、各作品に通底するのは、ひとが苦々しい日々から一歩踏み出す瞬間でしょう。タイトル”うりずん”がそれを表しているように思えます。

2017/12/16

みやけん

★★★☆☆やっぱり吉田修一イイですね。すんなり文章が入ってくる。写真が前半、後半が文章。写真文章、写真文章がいいけどなー。沖縄の写真と文章かと思ったら違った。

2018/08/06

きのぴ

写真家・佐内正史さんが撮ったスポーツのある風景をもとに吉田さんが生み出した20の掌編。前半ページにある佐内さんの撮った写真を見てから、吉田さんの話を読んだ。この写真からこんな物語が生まれるんだと驚くものばかり。吉田さんの想像力、物語を生み出す力の凄さを見せつけられた。「息子」が特に好き。

2022/01/22

ゆみ

佐内氏の写真を見て、吉田氏が文章を書く。 という企画なのだそうだ。 とても、哀愁があって、さらっとしているようで 味わいのある本だった。 できれは、写真と文章を交互に載せてほしかった。 この本は重かった、重量が。 全く関係ないけど「うりずん」という泡盛が大好き。

2015/03/08

れんこ

どれもとても短い話だけれども、その中に入って行ける。好きな本。

2017/02/10

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