君は、いつか男になる: 北方謙三〈少年〉小説・エッセイ傑作選 (光文社文庫 き 9-14)

HY@道東民

やっぱり男は男にならなくちゃ。理想を高く、強く生きていきたいものだ。

2013/08/16

権蔵

北方氏は、決して自己投影で物語を書いていないと言うが、行間から滲み出るものは抑えられない。男が憧れる男像、いや、漢像を書かせたら右に出るものはいないだろう。固茹で小説ここに極めり‼︎

2015/11/04

ペペロン

渋い大人達がかっこいい。童話の主人公の新太が大人になった時が楽しみ。

2012/04/05

ほむほむ

『くらやみに星をひろえ』は俺が本を読んで初めて泣いた作品である。 幾つのときかはもう忘れた。だが、「男は簡単に泣くもんじゃない」と親父から教え込まれていたせいもあって、袖で何度も目を擦り、敷布団と寝台の間に本を隠したことを今でも鮮烈に覚えている。いけないことをしたのだと思った。だから泣いていない振りをした。強くあろうとあの時から思っていたのである。

2012/03/08

たか。

何となくどこかで読んだような話が多かったわけですが、最後の童話「くらやみに星をひろえ」は初読みでした。ハードボイルド小説の旗手と呼ばれた北方さんが童話を書くとこうなるんだ。新鮮でした。いつか大人になった新太くんの話を読んでみたい。最後の解説も何気に良かった。

2011/06/06