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アメリカ第二次南北戦争 (光文社文庫 さ 28-1)

アメリカ第二次南北戦争 (光文社文庫 さ 28-1)

アメリカ第二次南北戦争 (光文社文庫 さ 28-1)

作家
佐藤賢一
出版社
光文社
発売日
2010-04-08
ISBN
9784334747572
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アメリカ第二次南北戦争 (光文社文庫 さ 28-1) / 感想・レビュー

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steamboat

アメリカが南北に分かれて戦争を始める話。意外と今の現状を突いているところも多く、なくはないんじゃないかと思えてきてしまう。世界の警察たるアメリカ様が内紛しだしたら、ヨーロッパは傍観しそう。作者はフランス以外の話も書くんだな~と思っていたら、すごいところからオルレアンとジャンヌダルクが出てきてちょっと笑った。

2016/05/04

アイゼナハ@灯れ松明の火

「傭兵ピエール」とか書いてる方で、好きな作家さんの一人です。歴史や人物に材をとった作品の多い方ですが、今回はアメリカを舞台にした近未来物。2013年、アメリカで「第二次南北戦争」と呼ばれる内乱が勃発。現地調査のため、内閣官房室から派遣された主人公が内乱の真相に迫る…と書くとシリアスに聞こえそうですが、割とドタバタなエンターテイメント。アメリカの方が読んだら怒り出しそうな内容かも知れませんが、後段の、日本とアメリカの関係を優柔不断な男と我儘女に例えた件に免じて許していただけないかなぁと。面白かったです。

2010/04/10

眠る山猫屋

少し物足りなさも感じたが、近代史へのアプローチはやはり佐藤賢一流。なんとなく肯かされてしまう。特にアメリカへの評価とか。基本的に性悪説なんだよなぁ。

2013/04/25

KSK48

アメリカにて第二次南北戦争が勃発するという空想歴史小説。アメリカが内包する問題を突いて、そこから面白く展開させている。が、リアリティはないかなと個人的には思った。そのほか舞台がアメリカだからか、いつにも増して奔放な下ネタに思わず笑った。筆者の作品のなかでも冒険している1冊だと思います。

2014/11/16

黒蜜

面白かったです。主人公の平和ぼけっぷりがちょっと鼻につきますが、何は無くとも人の命は大事だと考えるのは好感が持てます。が、スペンサーの独善ぶりには辟易しますがさりとてファビアンの功利主義にはちょっとなじめないのは、やはり自分の感覚が主人公とだぶる部分があるからか。ヴェロニカが何事もセックスに絡める神経の清々しさは癖のありすぎる登場人物と「アメリカ」の尊大さのなかでは清涼剤のようです。自分だけが幸せになるのは嫌だと、孤児の女の子を引き取るあたり、いい子じゃないですか。でも、この作者、おっぱいが好きすぎです。

2013/02/17

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