死相鳥とキッチンガーデン (光文社文庫 い 43-4)
死相鳥とキッチンガーデン (光文社文庫 い 43-4) / 感想・レビュー
Tadashi Tanohata
多分作者も霊視ができるのでしょう。出てくるタイミングが絶妙で、しかも何人も登場します。また、旅行記としても読めます。タイの臨場感が半端じゃないです。感情移入はまったくできません。そうやって読ませるのでしょう。
2014/07/23
そのぼん
惨憺たる人生…。『嫌われ松子の一生』の松子と勝負できるくらいのドロドロな生き方をした女性がそこにいました。でも、本人があっけらかんとしているというか、図太い…けど何処か壊れている雰囲気がするせいか、全体的に悲壮感はなかった気がします。最後まで一気に読みました。
2011/07/21
バーベナ
納涼、蒸し暑いこの季節にぴったり。まるで生きているかのように、死人や、これからそうなるであろう人が入り混じっていて、息苦しいほどの圧迫感。家にはいま自分しかいないはずなのに、妙に、窮屈に感じてしまう。うぅ。怖い。
2012/08/31
みけ子
たくましいというか、精神的に鈍感というか、諦めに似た楽観的な、そんな彼女が心底羨ましい。
2011/07/22
mari
興福寺の迦楼羅天は一番好きな像なのに、この本ではなんか不吉で陰気で淫靡なモチーフにされてる感じ…。
2011/03/29
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