決着: 吉原裏同心 14 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-36 光文社時代小説文庫)
決着: 吉原裏同心 14 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-36 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
前巻から引き続いての話ですが、それ以外にもむかしの花魁が絡んだ殺人事件もあったりで、話を面白くミステリー仕立てにしている感じでした。また前巻からの札差の権力闘争も結局は最後は、という感じでしたが、まさか田沼の近親者が絡んでいたとは思いませんでした。
2017/11/12
kinupon
札差しとの最後の対決は見ものです。田沼意次との因縁の関係とは。面白かったです。
2018/07/19
冴子
田沼らしき老人は結局誰だったの?取り敢えず一段落した。白川の送りつけた手紙は嫉妬からなのか?醜いなぁ。
2016/12/07
藤枝梅安
前作から続くストーリーは札差百九株の頭取・伊勢亀半右衛門と、対抗する勢力である香取屋武七との主導権争い。香取屋は武士の出で、田沼意次の息がかかった者らしい。松平定信に少しばかり「貸」のある会所の四郎兵衛と幹次郎が伊勢亀を援助する。 そんな中、切見世女郎・白川が斬殺される。2つの事件が絡み合って、幹次郎は愛妻・汀女と一緒にいる時間が持てないほどである。
2011/06/11
はにこ
前回から続く、札差権力闘争の調査を命を狙われながら進める幹次郎と吉原会所。それとは別に吉原内でも殺人事件が勃発。ずっと出ずっぱりな幹次郎に外野は汀女さんとの仲を心配する。幹次郎は一途だけど、汀女は薄墨のこともあるから心配なんだろうね。それでも気丈な汀女は素敵だわ。結局、田沼は本物だったのかなぁ。。
2020/11/16
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