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寒椿ゆれる: 猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-5 光文社時代小説文庫)

寒椿ゆれる: 猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-5 光文社時代小説文庫)

寒椿ゆれる: 猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-5 光文社時代小説文庫)

作家
近藤史恵
出版社
光文社
発売日
2011-03-10
ISBN
9784334749194
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寒椿ゆれる: 猿若町捕物帳 (光文社文庫 こ 34-5 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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へロム

シリーズ4冊目の短編集で3つの話が楽しめます。今回も読みやすく面白かった。同心千蔭のライバルである北町の同心新三とは、お互い似たものどうしで意識しているが助け合ってもいて微妙に良い関係が築かれている。さらに今回は千蔭におろくとの見合い話が持ち上がり、これにも新三がからんで話を盛り上げている。また、梅が枝との関係はどうなるのか、早く続きが読みたい。【図書館本】

2014/07/28

りゅう☆

お駒がご懐妊。千蔭に弟か妹!跡継ぎ問題複雑化。千蔭も年貢の納め時?おろくとの見合いが進む。同心が故様々な事件に関わる日々。「乃の字屋」主人を恨む人物あり。ある騒ぎ後、女将の遺体が発見。なぜ女将は死んだのか?/巴の丞が脇腹を刺された。大事には至らなかったが猫に似た若い娘が怪しい。だが巴の丞は何も知らないと言う。/同心新三郎の賄賂疑惑を晴らすため動く千蔭。だが吉原通いが発覚。梅が枝は何か隠してる?千蔭と梅が枝とおろくの関係に意外な人物が絡み…。同心の妻にうってつけのおろく、つまりうまく納まりめでたしめでたし♪

2023/11/07

財布にジャック

相変わらず堅物な千蔭さんは、読めば読むほど味が出てくる主人公で女性ファンが増え続けていることは間違いありません。今回はお見合い相手のおろくさんが登場してどうなっちゃうのかとドキドキしながら読みました。おろくさん、最初は変わり者だなと思いましたが、これまた素敵な魅力的な女性でした。このシリーズまだ続きは出ていませんが、謎な部分が残されたままだし、登場人物達のその後も気になるので早く続きが読みたいです。

2011/08/18

tengen

駒子に子供ができ、千蔭の見合い話が持ち上がる第4弾。☆人気店猪鍋の乃の字屋で食中毒騒ぎが起きた。客の症状は軽かったのだが、あろうことか女将が水死する。☆裏切られた純な女子が大蛇となって復讐する---。そんな中村座の新作に主演の巴之丞が女子に刺されてしまう。千蔭は絵師・歌川国克を使って人相書きを手配する。その姿は猫のように大きな目の女子であった。☆内藤屋への押し込みには北町奉行所内に仲間がいる。内偵を命ぜられた千蔭だが、その内通者とは宿敵であり友である大石新三郎と告げられる。☆彡猪鍋/清姫/寒椿☆面白い!

2017/03/03

yanae

猿若町捕物帳シリーズ第4弾。今回もとってもよかったです。読みやすいのであっという間に読み終えてしまった!今回は千蔭に縁談が・・・!おろくのキャラもかなり濃いのでこれからのシリーズに出てきそう。「猪鍋」「清姫」「寒椿」の三作品が入ってます。どれも面白かったけど、やっぱり寒椿がよかったかな。清姫では巴之丞の優しさも見られます。 早く次が読みたい。土蛍よみま~す!

2014/07/13

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