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地下牢の女王 (光文社文庫 お 39-8)

地下牢の女王 (光文社文庫 お 39-8)

地下牢の女王 (光文社文庫 お 39-8)

作家
大石圭
出版社
光文社
発売日
2011-05-12
ISBN
9784334749231
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地下牢の女王 (光文社文庫 お 39-8) / 感想・レビュー

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mr.lupin

大石圭さんの著書22冊目読了。大石さんの作品のイメージからすると、女性を監禁すると言う感じだが、今回は逆バージョンにて女性が男性を監禁すると言うストーリーで、なかなか斬新で面白かった。所々官能的な部分もあったが、敢えてその部分はなくても、問題なかったような気がした。しかし大石さんの作品は、どれを手にしてもメッチャ読みやすいな。これが筆力と言うものだろうか? ⭐⭐⭐⭐⭐

2023/05/28

佐伯

女性が男性を監禁する。そういう設定嫌いじゃないです! 逆にそっちのほうが好きです。 最後の結末、主人公の決断すごいですね。私だったらたえられない‥ 指を切るときも自分まで想像しちゃって痛い痛い!!ってなりました。 とてもよくできた作品だと思います。さすが!

2015/04/09

ペトロトキシン

この作品を読んで実感した。スティーブン・キングのミザリーがいかに秀逸であったかを。この作品も悪くはない。悪くはないのだが、小説家のファン目線で考えると、ミザリーが本当に純粋なファンであることを表現出来ていただけに、ファンと言いながらも結局は自分のために利用しようとしていただけになっているのが残念。まぁ、作者はミザリーのような展開の作品を書きたかった訳ではないのでしょうが…。せっかく作った偽物の鍵をもう少し作品中で上手く活用して欲しかった。

2016/01/04

おかむー

なるほどミザリー、それ以外に表現しようがないといっちゃったら身も蓋もないが(笑)。『もうすこしです』。エロス描写は気合入ってた感じですが、それ以外の部分が妙に薄味かな?冴子の狂気がとっかかりだけらしく見せといて後半あまりイッちゃってる感が見えないように、全体に掘り下げが足りなかったんではなかろうか。状況的にまさかと思ってたらラストはまんまSAWになってしまったのも興醒め(--;

2012/10/25

眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

久しぶりの大石さん作品 まるで映画「ミザリー」の世界 違うのは作家を監禁する女性が美人でスタイル抜群なところかな だけど、この女性がここまでの狂気に至るまでの過程がわからないので、ちょっと「???」と思う気持ちがぬぐえなかった あとがきで、大震災直後の大石さんの胸中を知り、改めて震災の影響を感じざるを得なかった

2011/06/28

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