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秘密の花園 (光文社古典新訳文庫 Aハ 1-1)

秘密の花園 (光文社古典新訳文庫 Aハ 1-1)

秘密の花園 (光文社古典新訳文庫 Aハ 1-1)

作家
バーネット
土屋京子
出版社
光文社
発売日
2007-05-10
ISBN
9784334751289
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秘密の花園 (光文社古典新訳文庫 Aハ 1-1) / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。少年少女の傷ついた心の癒しの物語に引き込まれました。インドで両親を亡くしたメアリは英国ヨークシャーのお屋敷に住む叔父にひきとられ、病弱なコリン、動物と話ができるディコンに出会います。お屋敷の裏に見つけた秘密の庭。その再生に熱中していくことで、メアリとコリンは自然の優しさの中で心が成長していったように思えます。自然の力がメアリを満たし、コリンを健やかにしていったのでしょう。秘密の花園は、人の心を変え、希望を与える魔法なのかもしれません。

2016/05/18

naoっぴ

子どもの頃の私は、江戸川乱歩やルパン、ホームズが好きでこういう少女ものは読むことがなかったけど、惜しいことをしたなあ。冒険心やチャレンジ欲をくすぐられる夢いっぱいの素敵な物語でした。「良いことが起きる魔法」「思えば叶う」とは、自己啓発書にもある普遍的な幸せワードだし、ネグレクトで育った子どもの心理の歪みや、心身が健全に育つための愛情の役割といった小児心理学的な部分もあって、児童書ながらどの年代でも楽しめる話だと思います。風の匂いや草花の息吹が感じられて幸せな気持ちになりました。

2017/06/02

おか

嬉しいーーーー*\(^o^)/*私 まだ少女の心が残っていたみたいです\(//∇//)\バーネットの「小公子」「小公女」も良いが 一番良いのはやはりこの作品!!!動物と 自然と話ができるディコン そして12人の子供を育てているディコンの母スーザン そして中心人物となるメアリとコリン。「秘密」そして「魔法」は子供にとっては宝物!!!そんな子供の素晴らしい世界で 遊ばせてもらい 泣かせてもらいました。やはり 良い作品は永遠ですね(*゚▽゚*)

2018/04/19

のえる

図書館本。中川李枝子氏紹介で知った本書。 子どもが愛情を注がれず同世代との交流もなく育つとどうなるだろうか?愛された記憶がない不機嫌大柄わがままなメアリと、病弱ヒステリーで病気や恐怖のことばかり思い引きこもって暮らすコリン。動物と話が出来るディコンと共に“秘密の花園”を再生しながら笑顔と健康を取り戻す回復と成長の物語。大人の想像を越え子どもたちは成長を遂げる。 前半部の二人の態度があまりにも辛辣に感じつつ、悲しみに打ちひしがれ落胆し両親を始め大人に対する不信感を抱いた彼らの心情を想像すると胸が痛む。→

2022/01/27

ごへいもち

たまたま見かけて他に読みたい本がいっぱいあるのについ手を出してしまった。当然何度目かの再読。その後のメアリたちが出てくる1987年CBS制作のドラマも見たな~。解説で著者の生涯を知って感慨深い。小公女とかもまた読んでみたいな♪

2014/07/21

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