KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

天城峠殺人事件 (光文社文庫 う 1-67 浅見光彦×日本列島縦断シリーズ)

天城峠殺人事件 (光文社文庫 う 1-67 浅見光彦×日本列島縦断シリーズ)

天城峠殺人事件 (光文社文庫 う 1-67 浅見光彦×日本列島縦断シリーズ)

作家
内田康夫
出版社
光文社
発売日
2012-02-14
ISBN
9784334763640
amazonで購入する

天城峠殺人事件 (光文社文庫 う 1-67 浅見光彦×日本列島縦断シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

セウテス

〔再読〕浅見光彦シリーズ七作品目です。旧天城トンネル付近の崖下で、自社巡りをしていた小林という男が死体で発見されます。娘の朝美は、父の歩いた道を辿ろうと修善寺にきて男に声をかけられます。なんと浅見光彦でした。朝美から事件を聞いた光彦が調べてみると、おかしな処が多い事件と解ります。更に別の心中事件が起こり、小林の千社札が見つかった事で、二つの事件が結び付いてきます。川端康成氏の『伊豆の踊り子』の舞台として有名な天城峠の旅情の素晴らしさ、伊豆の手鞠歌になぞらえた殺人トリックと、本格の謎解きを味わえる作品です。

2014/11/07

coco夏ko10角

浅見光彦シリーズ。社寺巡りをしていた男性の遺体が旧天城峠の崖下で発見され…。桜井夕紀の電話で話せていたら…。小林の「下司」の千社札は目立つな。途中の兄・陽一郎との場面が特に印象的。性格いいし頭いいし頼れるし…完璧すぎて確かに弟は大変だな。真相分かってるのに黙っていて事件の全容を解明するのは警察や保険会社の仕事、これが浅見光彦のスタンスなんだな。小林朝美のためにはっきりしてあげてもよかったような。

2023/11/12

yummyrin

推理ドラマの王道。断崖絶壁での犯人の種明し。伏線も複雑てないから読みやすい。

2016/07/10

まさのり

静岡天城峠、岩手大船渡を舞台にした浅見光彦ミステリー。比較的あっさりしており2時間で読了。自分の拙い推理力でも珍しく途中で全体像が把握できた作品。

2023/11/14

ポインター

浅見光彦にはめずらしく、調査・推理だけでなく犯人を誘導している。2つの事件を結ぶ子守唄。なかなか強引に感じますが、浅見光彦なら気になりません。古いほうの文庫で読もうかとも思いましたが、浅見光彦日本列島縦断シリーズにあったので、こちらで読みました。ラストの犯人の自殺。もっとはっきり警察のほうでも解決してほしかったな。

2012/10/13

感想・レビューをもっと見る