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仇討: 吉原裏同心 16 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-38 光文社時代小説文庫)

仇討: 吉原裏同心 16 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-38 光文社時代小説文庫)

仇討: 吉原裏同心 16 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-38 光文社時代小説文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
光文社
発売日
2012-03-13
ISBN
9784334763763
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仇討: 吉原裏同心 16 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-38 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

今回は、子どもを使った悪いやつを懲らしめる話が中心で、最近の振込め詐欺のような感じを抱きました。相変わらず主人公は強く、女性にももてて昔の東映の時代劇を思い出します。マンネリとは言いながら読んでいて安心感とうらやましさがあるのでしょう。やめられません(どっかの菓子のコピーのような感じです)。

2017/11/23

文庫フリーク@灯れ松明の火

酔いどれ様は「目千両」の舞台にあがりましたが、裏同心どのは出刃打ち師匠との舞台ですか。吉原を狙う敵との闘いも面白いのですが、御免色里・吉原ならではの愛憎譚、吉原者の情と張りの部分をもっと読みたくなります。最近見せ場が少ない汀女どの。手習いの師匠として遊女と交わる汀女の観察眼と、幹次郎のコンビネーションで解決した事件もこれまでに有りました。駈け落ち夫婦の機微活かし、たまには剣劇激しい大事件よりも、切なくてやりきれない愛憎溢れる人情を期待してしまいます。

2012/05/27

kinupon

シリーズも16作目となるとマンネリ化するもんですが、このシリーズに関してはそんなことないですね。今回は竹松の夢もかないホロッとします。

2019/04/23

藤枝梅安

年末に祝言を挙げた仙右衛門とお芳は年明けに仙右衛門の故郷・今市に墓参りに出かけることになっている。が、年始の吉原に掏摸が跋扈し出立が遅れそうだ。会所の面々と幹次郎がこれをどうにか解決する。この陰で一人の男が命を落とす。吉原で仇を見つけた若い武士とその仇の間に入り、吉原での刃傷沙汰を回避した幹次郎だったが、この敵討ちには裏があった。藩の面目を保つことに苦慮する幹次郎達であった。若者の未来を思い、潔く討たれた男の残した書状の中身は作者が書き忘れ?この仇討を葉室麟さんならどのように1冊の長編に仕上げるだろうか。

2012/04/01

冴子

久しぶりの「裏同心シリーズ」今回はお話が2つ。吉原に横行する引ったくりやかっぱらい。その背景を探る。もう1つは吉原内で始まった仇討ち。相変わらず読みやすく、ぐいぐい引き込まれる。今回は汀女さんの活躍は余りなし。

2018/07/31

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