神津恭介の予言 (光文社文庫 た 4-43)
神津恭介の予言 (光文社文庫 た 4-43) / 感想・レビュー
セウテス
神津恭介平成三部作第3弾。真夜中、新宿の公園でベンチに寄り添う恋人たちの前に、白樺の木の枝を突き破り女性が落ちてくる。近くには高層ビルも無く、飛行機が上空を飛んでいた訳でもない。平成三部作最終話であり、新聞記者清水香織のシリーズでもある。本作が、名探偵神津恭介の最後の登場と思えば、その推理の切れ味に寂しくもなる。正直私などは、神津恭介=近藤正臣で頭に浮かぶ為、TVドラマ11作品の印象が強い。もしもこの三部作を最初に読んだ読者がいたら、「刺青殺人事件」「人形は何故殺される」等を、是非とも読んで欲しいと願う。
2019/05/29
yucchi
神津恭介平成シリーズ第3弾。事件が始まり神津センセー登場となるのだが、次に事件が起こるとわかっていながら防げないという。探偵って起きた事件に対しては強いけど、事件を未然に防ぐ力はないものなのだと改めて思った。
2015/10/03
coco夏ko10角
神津恭介シリーズ、平成三部作完結。三部作の主役ってどれも清水香織だったな…。神津恭介成分が足りない。でも空から人が降って来る謎はよかった。神津恭介引退の事件、途中までで真相編無くてもいいから出ないかな…。
2021/12/22
もぐもぐチョビたん
神津恭介シリーズ(=^ェ^=)リアリティはないけどインパクトはあって面白い仕掛け。血痕は気になったけどね。しかし神津恭介〜ってタイトル通りじゃなくて清水香織の〜だったね(^^;老成したからか受けの姿勢が強くていまいちパッとしなかったかな。某令嬢よりはマイルドだけど苦手なキャラだったなぁ。寂しくなるね。
2015/10/23
ミリアーデ
神津シリーズ三冊目(私の中で)、シリーズものとしてはラストだった。。アクロバティックなトリックで、嫌いではないけどびっくりも納得もできなくて、ほーーって感じ。表現がくどいなあと思うところも多少あったけど、まあ、読みやすくて楽しめた。
2017/10/20
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