KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

人参倶楽部 (光文社文庫 さ 11-12)

人参倶楽部 (光文社文庫 さ 11-12)

人参倶楽部 (光文社文庫 さ 11-12)

作家
佐藤正午
出版社
光文社
発売日
2012-12-06
ISBN
9784334765064
amazonで購入する Kindle版を購入する

人参倶楽部 (光文社文庫 さ 11-12) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

巨峰

酒場のマスターをとっかかりにした10個の短編。佐藤さんのお得意の分野だと思うしわりと面白かった。まぁ、スナックとかそういうところの常連にはなったことないから、いまいち知らない世界で興味深い。そんなに抱きたいと思う女もいないと思うけどな。でも、この主人公みたいに人が好きで人当りが好きじゃなかったらこの商売は続けていけないでしょうねぇ。文体を替え技巧を駆使して描かれているがそれがうまくはまっているようにおもう。

2019/02/19

ehirano1

標題作について。浮気性の夫の視点で語られる一方で、その妻の視点でも語られるスタイルは斬新的だと思いました。こういう夫婦仲もあるのだと思いましたが、私は嫌ですwww。

2023/09/17

mr.lupin

深夜営業の酒場、『人参倶楽部』のマスターとそのお客たちの10編からなる連作短編集。全体的にゆったりとしたペースの話だったが今一つのめり込む事ができずに読了。もう少し大人のコジャレた話を期待していたが、残念ながら自分には合わなかった一冊。 ☆★★★★

2019/09/24

Akihiro Nishio

学生時代貰った本。またしても不倫ものである。スナックのマスターがお客さんの話を聞いてるうちに、いつの間にか寝ちゃうという話の繰り返し。やっぱり水商売はもてるんだなあ。大して印象に残るエピソードはなし。今はテレビやネットでやたら不倫が叩かれるらしいから、小説は不倫業界では主戦場になる気がするな。自分も相当呑みにいく方だか、飲み屋で始まる恋愛や関係を経験したことがないんだが、行く飲み屋が悪いのか?

2019/12/14

a子

昭和後期、夜の街の香り。心地よい熱量で語られる人間模様。失恋したりうまくいかない時って、自分を良いものとして扱ってくれる存在が必要だったりするよな。とまり木みたいないさむのもとで、女の子たちはいっとき休息し助けられて また彼女たちの日常に戻っていく。 すったもんだしながらの最終話でビシッと結んで終わるのも気持ち良し。解説もまた良し。

2023/11/20

感想・レビューをもっと見る