お化け大黒―ゴミソの鐵次 調伏覚書 (光文社時代小説文庫)
お化け大黒―ゴミソの鐵次 調伏覚書 (光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
津軽からきた陰陽師(?)鐵次が今回も巻き込まれる江戸の怪異。花魁・七瀧たち恋の専門家に翻弄されつつ、全く鈍い鐵次が歯痒い(苦笑)。孫太郎がすっかり物語の惹き付け役になっていて、しかも芸能の神仏から愛でられたり〝やっとう〟を習い始めたりと、相も変わらぬ鐵次に変わって成長していく様が面白い。また前巻で非業の死を遂げた武藤さん、あんまり好きなキャラではなかったが(死んだ後も)仕事一途、場所もわきまえない亡霊っぷりが好感。鐵次を救うべく走り抜ける様はまさに与力の鏡。成仏してね。
2020/08/28
はつばあば
亡霊に強くとも可憐な遊女の気持ちがさっぱりわからん朴念仁。だからこそいいのかも。亀女の豪胆さはさすがに遊郭の店主。神尾のとぼけた様など主人公以外の登場人物にも面白さを分配してくれる。次巻は未購入。そのうち・・
2015/11/09
み
う〜ん、鐡さんの過去が知りたいから3作目も読むかなぁ^^;ちと2作目で飽きたかも。
2016/03/22
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
ゴミソの鐵次シリーズ第二弾。この調子で短編集が続いていくのもいいとは思うけど、鐵次と百也の二人の過去を絡めた長編も読んでみたい。というよりも読ませてくださいと作者にお願いしたい。今後も追っていきたいシリーズです。東北といえばイタコしか知らなかったけど、ゴミソね。読んでいない人は一作目から読むことをお勧めします
2013/04/23
うみろー
ゴミソの鐵次2巻。面白い時代物を見つけた。出てくる人が魅力的。孫太郎も好きだなあ。七瀧も。お化け大黒怖かった。
2017/04/02
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