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宗旦狐: 茶湯にかかわる十二の短編 (光文社文庫 さ 16-25 光文社時代小説文庫)

宗旦狐: 茶湯にかかわる十二の短編 (光文社文庫 さ 16-25 光文社時代小説文庫)

宗旦狐: 茶湯にかかわる十二の短編 (光文社文庫 さ 16-25 光文社時代小説文庫)

作家
澤田ふじ子
出版社
光文社
発売日
2013-10-08
ISBN
9784334766429
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宗旦狐: 茶湯にかかわる十二の短編 (光文社文庫 さ 16-25 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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万葉語り

短編12編。東京出張の新幹線で読了。茶道は好きで続けているが、お道具のこととか茶人のこととかよくわからないままなので、こうした本で少しずつ覚えていきたい。よかったのは仲秋十五日と師走の書状でした。2017-115

2017/07/17

かっぱ

茶湯にかかわる十二の短編。どれもこれも味わい深い作品ばかり。茶器というのは素人目には薄汚くて価値などないと思えるものが、見る人が見れば一財産にも勝るものとなる。そんなところに面白さがある。人間もまたしかり。

2017/03/05

rk

短編集で内容はイメージと異なり楽しめなかった。『宗旦狐』について確認したかったので読み進めたが各短編とも話が短すぎて展開が寂しかった。ただ最後の『仲冬の月』の竹花入れの話は登場人物に息つぎを感じ良かった。

2017/06/10

Tomoko

茶湯にかかわる十二の短編集。「幾世の椿」「地蔵堂茶水」がよかった。お茶の点前を学ぶだけではなく、現在まで続く茶湯の歴史を感じながら学ぶ方が心身に刻まれ、美味しいお茶になる気がする。出会いに感謝。

2017/05/28

アルピニア

131004 読了。茶の湯の世界の広さ、深さをしみじみと感じさせてくれる作品集。中でも「大盗の籠」は私の心に残る逸品。読後は心の中を秋風が蕭蕭と吹いている感じだった。「仲冬の月」も良かった。周りの状況は変わっていくが、瀬田掃部の生き方は変わらない。淡々とした文章でありながら、澤田さんの文化論が所々に展開されていて、引き込まれた。大事にとっておきたい一冊。

2015/01/25

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