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短夜の髪: 京都市井図絵 (光文社文庫 さ 16-26 光文社時代小説文庫)

短夜の髪: 京都市井図絵 (光文社文庫 さ 16-26 光文社時代小説文庫)

短夜の髪: 京都市井図絵 (光文社文庫 さ 16-26 光文社時代小説文庫)

作家
澤田ふじ子
出版社
光文社
発売日
2014-04-10
ISBN
9784334767235
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短夜の髪: 京都市井図絵 (光文社文庫 さ 16-26 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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三平

物語の舞台は江戸時代後期の京。古道具屋「柊屋」に持ち込まれる品々を通し、京の市井の人々の人生模様を描く短編集。 時代とともに変わっていく骨董鑑定の世界を始め、本当に細かなことまで調べた上で書かれており、蛤御門の変で焼ける前の京の街、人々の暮らしが見えてくる。 京都の地理を知っていると、あの場所は昔こういう人々が集まっていた界隈だったんだと思いを馳せることができ、より楽しい読書ができる作品となっている。 物語としてはちいさなお芳ちゃんに大人達が振り回される『誰の徳利』が面白かった。

2017/05/12

犬養三千代

しっとり、はんなり京の古道具を巡る物語。歴史蘊蓄に溢れている。 このシリーズに嵌りそうです。

2022/01/07

ふみえ

解説でシリーズと知りました。それぞれ商売や中心人物も違うようなので、他も読んでみたくなりました。骨董の世界は大きなお金が動くもの。人を惑わせますが、助けもする。悲喜こもごもです。

2014/04/17

けいこん

読みやすい。市井に生きる概ね真面目な働き者が、健気に生きる姿を描く。藤沢周平と雰囲気は似ているが、弱さ故に堕落する人は少なく、女性作家らしい人間描写。舞台は京都。骨董の蘊蓄、京の街の歴史の蘊蓄が、テンコ盛り過ぎて、ちょっと疲れた。今の所、藤沢作品の方が私は好みだな。

2016/09/09

MI-KI

2016-4 いまいち

2016/02/07

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