雑草群落(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-35 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
雑草群落(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-35 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ)
- 作家
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2014-04-10
- ISBN
- 9784334767310
雑草群落(上): 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫 ま 1-35 光文社文庫プレミアム 松本清張プレミアム・ミ) / 感想・レビュー
キムチ
構成に長けた小説もいいが、清張ものはコップの中の嵐に感じられた。やや無意味的ボリュームは延々と少ない人物達の会話と日常をなぞる描写で終始する。してみると、TVドラマにはいいのかも…出演俳優を削れる!?表題の意は権威を売り買いしつつも、おぞましいほどの逞しさ、したたかさをもつ男女間の飽くなき欲望の小競り合い?ほどの意?骨董商は所詮狂言回しで裏の主役は愛人和子かなと。たかだか30才そこいらで☆
2015/11/03
Nozomi Masuko
古美術商である主人公は、商売は順調、私生活でも30歳年下の愛人を作っていた。古美術収集家として名高い製薬会社の社長に接近しようと画策していたところ、自身の愛人が社長の隠し子と判明。その関係を利用しようとするがー。派手な展開はないけど、サクサク読めたかな。悪巧みしてるわりにはとぼけた主人公で、愛人にどやされることもある鈍い男。下巻での失態に期待かな。笑。
2016/04/20
竹園和明
上巻は伏線を張り巡らす事に費やされていますが、ダラダラ引っ張りすぎです。松本清張にはたまにこういう間延びしたような中間部を抱えた作品がある。でも下巻で一気のスパートがあるはず。期待して読んでみます。
2014/11/15
山男777
1960年台に世に出た本。最近出た復刻版の位置づけか。古物商の世界を描いたもの、読みやすくミステリー性も随所にちりばめ飽きずに読めた。
2015/10/10
moleskine_note
古美術商が主人公のお話。上巻で登場人物は出尽くしたかな?複雑な人間関係がどこで結びつくか楽しみ。
2014/06/01
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