遺文: 吉原裏同心(二十一) (光文社文庫 さ 18-52 光文社時代小説文庫)
遺文: 吉原裏同心(二十一) (光文社文庫 さ 18-52 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
この巻まで3冊に続いてきた話の決着がついたようです。吉原の存在にかかわる文書が鎌倉の建長寺に保管されているとは面白い趣向でした。そこまで主人公たちが舟で行くのもあったのか、というのも目が開かされました。従来は陸路ばかりと思っていたのですが。このシリーズ最強の敵のような感じで3冊にもなったのでしょう。建長寺の僧兵たちというのも江戸時代には残っていたのでしょうね。
2017/12/06
とし
吉原裏同心「遺文」21巻。「未決」「髪結」「遺文」3巻で吉原の危機を脱出する事ができてひと安心、まさか事の結末は鎌倉だったとは驚かされた。 次巻はほっこりと幹次郎と汀女を中心にかかわる人々をたくさん出演させ、前面に出した、のびり、やさしい巻にして欲しいな~。昨日よりテレビドラマ化されて楽しみが増えました。
2014/06/26
kinupon
吉原の謎や四郎兵衛の危機とM済ます面白くなってきました。
2020/02/24
はにこ
このところ続いていた吉原乗っ取り騒動がやっと決着。良かったよ、モヤモヤしてたからね。今回の舞台は鎌倉。托鉢に変装した幹どのが大活躍だった。柘榴の家では黒猫が家族に!神守黒介ww可愛いわ。汀女は麻に幹どのと体験させても良いような発言。。いくら妹みたいに可愛がっているとしてもそれはないよな。。
2021/03/10
冴子
「未決」の事件のあと、襲われて大怪我を負った四郎兵衛と共に鎌倉建長寺にやってきた幹次郎に遣い手の追っ手が次々やってくる。しかし根っからの悪者ではない人には優しい幹次郎。新居での生活も楽しみ。もしかして二人に赤ちゃん?
2018/09/24
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