翼のある依頼人: 慶子さんとお仲間探偵団 (光文社文庫 つ 12-14)
翼のある依頼人: 慶子さんとお仲間探偵団 (光文社文庫 つ 12-14) / 感想・レビュー
シアン
「奥様が仲間と共に謎を解く」という触れ込みに、日常ミステリかと思いきや、がっつり殺人事件だった。 奥様(慶子さん)が探偵と言うよりお仲間みんなが探偵で、探偵団はほぼみなシャーロッキアンという、とにかく初っぱなから想像と違っていた。 ついでに色んな要素が盛りだくさんで、おなかいっぱいな感じ。 個人的には、もう少しすっきりした方が、謎が生きてくるのではないかと感じた。
2014/08/12
花嵐
★★★☆☆ 「マスグレイヴ館の島」に出てくる登場人物たちが探偵役となる連作集。一番長い話である「見えない射手の、立つところ」における犯行のオチは正直現実的ではないけれどもありえそうなそんなギリギリのラインに読めた。この作者の他の作品である「OZの迷宮」とかもそれに近いように思う。魅力的なキャラが多いので作中で示唆だけされている事件も是非とも小説にしてほしい。
2019/11/18
みやしん
文庫で再読。第一話序盤のパワハラ苦労話しの詳細、必要だったかな?読みやすいけど、お仲間の多さとトリックの複雑さでなんか解りづらい。表紙の愛らしさとあらすじに惹かれて手を出すと複雑な読後感になる。
2020/09/17
次へ
動物と分かり合えるルシイ・マカリスターがお気に入り。でも「見えない射手の、立つところ」は無茶じゃない?普通銃弾は戻って来ないでしょう。未だに納得が行かない・・・。 表題になってる「翼のある依頼人」は面白いと思ったんだけどな。
2014/11/04
カンナミ🐱🐷
なかなか進まず読み終えるまでに時間がかかってしまった。ホームズを好きな個性的な人たちの集まりが事件を解決していく。つまらないわけではないのだけれど、ホームズネタが自分にはわからないため、面白さやワクワク感が味わえなかったのがもったいなかった。
2014/10/27
感想・レビューをもっと見る