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ベストフレンズ (光文社文庫 な 38-1)

ベストフレンズ (光文社文庫 な 38-1)

ベストフレンズ (光文社文庫 な 38-1)

作家
永嶋恵美
出版社
光文社
発売日
2014-07-10
ISBN
9784334767686
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ベストフレンズ (光文社文庫 な 38-1) / 感想・レビュー

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えりこんぐ

偶然に再会した中学時代の同級生。片方はホームレス、もう1人は殺人犯。なんだか違和感を抱えてながらの逃走劇が始まる。先が気になって一気に読んだ。風夏のついてなさが不憫で...最後にはあんな事になっちゃうしな。久しぶりのイヤミス、楽しかったかも♪【積読51】

2020/07/26

いくら

さて、イヤミスです。なにがイヤって中学時代の親友だった、周りとワンテンポズレていて守ってあげなきゃと思わせたさくらの怪しさでしょうか。「綿の詰まってないぬいぐるみ」という形容が面白いと思った。ただ、総じてアラが多い作品でした。風香がホームレスに転落する経緯はツッコミどころばかりで、もっとリアリティを持たせてほしかった。

2014/08/24

ぐーたら

不幸が重なりやむ終えなくホームレスとなった風香は中学時代の親友桜と偶然の再開を果たした。面倒見の良い風香が桜のためを思って決めた一瞬の判断が彼女の運命を変える。「綿が半分しか入っていないぬいぐるみ」と例えられていたほど、ホワホワしていて頼りない桜…少し可愛いと思ってたのに(;_;)裏切り者ー!実は鋭くて中身サイコだったなんて。親友コワ。注意しなきゃな。大丈夫だ。自分親友イネーワ(;O;)過去を振り返りつつ、ちぐはぐな逃亡を楽しんでいたのにササッと片付けられてしまった。それにしてもこの人ホームレス好きだなー

2016/10/20

JKD

考えすぎる風香と、陰で緻密な計画を遂行する桜の逃亡劇。中高時代の微妙な友人関係が大人になって犯罪が絡むと、結局こうなっちゃうんだろうな~って思いました。イヤミス初級ですかね。

2014/08/03

yamakujira

病気から失業してホームレスになった風香は、深夜のファストフード店で中学時代の親友、桜と再会する。桜を誘ってネットカフェに泊まったのが悲劇の幕開け、ふたりの逃避行がはじまった。新宿の死体が夫だとか、神戸のひったくりはワケアリだとか、鳥取には誰かがいるとか、深読みがことごとく外れて、単純なラストがもどかしかった。壊れていく桜の言動が不気味で、必死に軌道修正しようとする風香も桜に絡みとられていく。桜の犯行よりも、ふたりの関係がイヤ汁を放出してるんだね。風香は開き直って楽しめばよかったのに。 (★★★☆☆)

2015/10/28

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