白鳥殺人事件: 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション (光文社文庫 う 1-78 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション)
白鳥殺人事件: 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション (光文社文庫 う 1-78 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション)
- 作家
- 出版社
- 光文社
- 発売日
- 2014-09-11
- ISBN
- 9784334768027
白鳥殺人事件: 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション (光文社文庫 う 1-78 〈日本の旅情×傑作トリック〉セレクション) / 感想・レビュー
セウテス
〔再読〕浅見光彦シリーズは、伝説と現代社会の二派が在ると思いますが、初期の社会派で押さえておきたい傑作です。日本全国を震撼させた未解決事件「有名菓子製造会社脅迫事件」をモチーフに、内田氏流の細部にまでわたる取材と、独特のミステリー感覚で描かれています。実際の真相はこうだったのではないかと思える程の構成力に、内田氏の底知れぬ筆力を感じます。ダイイングメッセージの謎は、後からじわじわと効いてきて、巧い使い方だと唸ってしまいます。兄の刑事局長やマドンナとの関係が、まだ手探りで作られている事も微笑ましく感じます。
2015/04/13
まり
図書館本。ちょっと時間がかかったけど面白く読めた。状況が二転三転していったし光彦が言ってたけど謎を探り当てたら、また新たな謎があって繋がっていって…読み応えあった。しかも最後ちゃんと光彦が事件解決しているのが良かった。マイク仕込んでいても1人で乗り込むのはカッコイイ。
2022/03/04
まさのり
グリコ森永事件をモチーフにした浅見光彦シリーズ初期の作品。そこにさらに連続殺人を絡ませてくるところがさすがです。現金奪取のシーンは手に汗握りました。
2023/10/27
チャーシュー
実際の事件をモチーフに書かれた作品のせいか引き込まれ楽しく読ませていただきました。現在浅見光彦シリーズは22作品を読了しましたがこの作品が一番ワクワクしながら読んだ作品です。
ミー子はわがまま猫
どこまでが現実でどこからが創作なのか・・・
2015/11/10
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